食事も身体との対話から考える|僕が塩・油・食事量で試していること

※この記事は、院長自身が現在行っている食事と、その時に感じている身体の反応を記録したものです。特定の食事法や塩分摂取量を推奨するものではありません。塩分や食事量の適切な範囲は、体格、運動量、発汗量、血圧、体調、病気、服薬状況などによって異なります。食事を大きく変更する場合や、治療中の病気がある場合は、医師や管理栄養士などへご相談ください。

食事も身体との対話から考える|僕が塩・油・食事量で試していること

食事については、

「塩分は控えた方がよい」

「油は身体に必要」

「毎日決まった時間に、同じくらいの量を食べた方がよい」

といった、一般的によく聞く考え方があります。

それぞれに理由があり、その方法が身体に合っている人もいると思います。

この記事で、一般的な食事法を否定したり、僕と同じ食べ方を勧めたりしたいわけではありません。

現在、僕自身が筋トレを続けながら試している食事と、その時に身体へ起きている感覚を、実践記録として残しておこうと思いました。

食事や塩分の適量は、体格、発汗量、運動量、体調、血圧、病気や服薬などによって変わります。

これが正しい食事だという答えではなく、

一般に語られている方法とは少し異なることを、僕自身の身体では試しています

という一つの記録としてお読みください。

僕が「塩が重要」と言う時、減らすことだけを意味していません

年配のお客さんへ「塩は大切です」とお話しすると、

「そうですよね。塩を減らさないといけませんよね」

と返されることがあります。

しかし、僕がその時に考えていることは少し逆です。

僕は、塩を摂りすぎていないかだけではなく、

その人の身体や生活に対して、塩分が足りているのか

という見方も必要なのではないかと感じています。

「塩が重要」という同じ言葉でも、

塩を減らすことが大切だと受け取る人と、身体に必要な塩分を摂ることが大切だと考える僕とでは、前提が反対になっていることがあります。

だからといって、誰にでも塩を増やした方がよいと伝えたいわけではありません。

ただ、「塩は減らすもの」という一方向だけではなく、汗をかく量や食事内容、身体の状態によっては、足りているのかという見方もあることを、静かに書いておきたいと思いました。

真夏のポスティングで、塩を意識していました

僕が塩の大切さを強く意識するようになったのは、福粋が繁盛する前の2017年頃だったと思います。

当時は福粋を知ってもらうために、できるだけ毎日チラシをポスティングしていました。

夏だけではなく冬にも歩いていましたが、特に印象に残っているのは真夏です。

午前10時頃から午後3時頃まで、住宅街を歩いてチラシを配ることがありました。

日差しの強い時間帯に、何時間も外を歩いていました。

夏は汗がダラダラと流れていました。

熱中症を避けたいと考え、ポスティングへ出る前に塩を少し舐め、帰ってきた後にも塩を舐めていました。

もちろん、塩だけではなく、途中で水分も摂っていました。

当時の僕なりに、

「汗と一緒に水分だけでなく、塩分も失われているのではないか」

と考えていたのだと思います。

それで熱中症を完全に防げていたのか、塩がどの程度役立っていたのかは分かりません。

それでも、長時間汗を流した経験から、僕の中では塩を単に減らす対象として見ることができなくなりました。

身体を動かし、大量に汗をかく時には、身体から出ていくものもある。

その経験が、現在の塩に対する考え方につながっています。

ただ、今振り返ると、真夏の午前10時から午後3時まで何時間も歩くこと自体が、身体へかなり大きな負担だったと思います。

熱中症になるかどうか以前に、あのポスティングをもう一度やりたいとは思いません。

よく頑張ったと思います。

現在は自然塩を摂っています

現在の僕は、食事とは別に自然塩を一日ティースプーン半分ほど摂るようにしています。

筋トレ中の身体の張り、水分の保ち方、パンプの感覚などを考えて始めた習慣です。

塩を摂ったから、どの変化が起きたのかを正確に分けることはできません。

現在の筋トレがうまくいっている感覚には、

  • パンプを重視するようになったこと
  • 重い重量で強い筋肉痛を作らなくなったこと
  • 水分を意識していること
  • 炭水化物を極端に減らしていないこと
  • 宅配や加工食品を以前より食べなくなったこと
  • 塩分を意識していること

など、複数の変化が関係していると思います。

自然塩だけで身体が変わったとは考えていません。

また、僕が現在摂っている量を、ほかの方へそのまま勧めるものでもありません。

食事にすでに含まれている塩分、味噌や加工食品から摂る量、汗をかく量、血圧や体調などによって、塩分との付き合い方は変わります。

あくまでも、僕が自分の身体を観察しながら行っている現在の実践です。

2019年頃は、宅配の食事をよく食べていました

福粋が繁盛していた2019年頃から、昼食を外から取り寄せることが増えていきました。

外へ食べに行くのが好きではなかったため、出前館などで宅配を頼んでいました。

特によく食べていたのはピザです。

ドミノ・ピザは比較的手頃な価格で、お腹いっぱいになりました。

頼む週には、週に2回くらい注文していたと思います。

あまり頻繁に頼むと、配達に来る人に顔を覚えられるのが少し恥ずかしく、食べたいと思っても注文を我慢する日もありました。

それくらい頻繁に食べていた時期です。

当時は一人暮らしもしていて、夕食は自分で作ることが多かったのですが、油について特に考えていませんでした。

料理にも植物油を多く使っていました。

振り返ると、宅配の食事やピザ、自炊に使う油などを通して、油を多く摂っていた時期だったと思います。

その頃の僕は、顔がパンパンに見え、お腹も出ていました。

ただし、その身体の変化を植物油だけが原因だったと決めることはできません。

ピザや宅配の食事では、

  • 一度に食べる量
  • 全体のエネルギー量
  • 炭水化物
  • 塩分
  • 加工された食品
  • 運動量や生活状態

など、多くの条件が一緒に変わります。

植物油だけの影響を取り出して確認したわけではありません。

それでも現在の僕は、当時よりも加工食品や宅配の食事を減らし、知らないうちに多くの油を摂っていないかを意識するようになっています。

加工食品をたくさん食べた後の、強い眠気

現在でも、カップラーメンなどの加工食品をお腹いっぱい食べると、強い眠気やだるさを感じることがあります。

例えば、カップラーメンを一度に2個食べるような食事をすると、食後に眠くなり、数時間寝てしまうことがあります。

僕は以前、

「それだけ消化や吸収に身体の力を使っているのではないか」

と考えていました。

実際には、油だけでなく、一度に食べた量や炭水化物、塩分、食べる時間、その日の睡眠状態なども関係していると思います。

それでも、僕の身体から返ってくる反応として、

この食べ方をすると、その後の活動が止まってしまう

ということは分かります。

何が一般的に健康によいかだけでなく、

食べた後に身体が軽いのか。

強い眠気が起きるのか。

動きたくなるのか。

横になりたくなるのか。

そのような反応も、食事を考える材料になると思います。

食後に自分の身体の反応を静かに確かめている男性

食事の情報だけでなく、食べた後に身体からどのような反応が返ってくるかも確かめます。

植物油を悪者にしたいわけではありません

僕は現在、植物油をできるだけ減らしたいと考えています。

一方で、動物性脂肪まで一緒に極端に減らす必要はないのではないかと考えています。

これは、現在の僕自身の考えです。

植物油にもさまざまな種類があり、使う量や調理法も違います。

すべての植物油が同じように身体へ働くとは限りません。

また、動物性脂肪であれば、どれだけ食べてもよいという意味でもありません。

僕が気にしているのは、

揚げ物、宅配の食事、菓子類、加工食品などを通して、自分で把握できない量の油を摂り続けること

です。

母と暮らしている現在は、母が料理に植物油を使っています。

母は「油は身体に必要」と考えているため、僕が植物油を完全に避けることはできません。

その状態で、僕は食べた後の身体や筋トレの感覚を観察しています。

植物油を完全にゼロにした生活を現在実践しているわけではありません。

そのため、

「植物油を減らしたから、現在の筋トレがうまくいっている」

とも言えません。

ただ、過去に油や加工食品を多く摂っていた時期と比べれば、現在は摂る機会が減っています。

その変化も、身体の状態に何らかの影響を与えている可能性はあると思っています。

食事量を毎日同じにしていません

現在の僕は、毎日まったく同じ量を食べるようにはしていません。

よく食べる日、少なめの日、通常量の日を作っています。

例えば、

日曜日は3食とも、ある程度満足できるように食べる。

月曜日は2食にする。

火曜日は通常どおり3食食べる。

水曜日は3食でも、昼を軽めにする。

そのように、日によって食べる回数や量を変えています。

厳密な予定表どおりに毎週行っているというよりも、身体の空腹感や生活の流れを見ながら増減させています。

僕は、毎日決められた量を制限し続けるよりも、食べる日と控える日がある方が合っていると感じています。

よく食べた翌日は自然に少なくする。

あまりお腹が空いていない時には、時間が来たからという理由だけで無理に食べない。

反対に、空腹が強く、身体が食事を求めているように感じる時には食べる。

そのような調整をしています。

「身体を慣れさせない」という感覚

僕が食事量を日によって変えている理由の一つには、

毎日まったく同じ制限に、身体を慣れさせない

という考えがあります。

ただし、食事量を変えれば代謝が必ず上がる、同じカロリーでも必ず痩せる、ということを証明できているわけではありません。

僕自身の感覚として、毎日同じ少ない量を食べ続けるよりも、

  • よく食べられる日がある
  • 控えめにする日がある
  • 空腹や活動量に応じて変えられる
  • 食事制限に追われている感じが少ない

という方が、続けやすいと思っています。

毎日同じ時間に、同じものを、同じ量だけ食べることで安心できる人もいると思います。

そのような人には、僕の方法は合わないかもしれません。

食べる量が変わること自体がストレスになるなら、そのストレスの方が大きな負担になることもあります。

僕にとっては、決められた食事へ身体を合わせるよりも、その日の身体を見ながら変えられる方が自然です。

食事を減らしすぎると、筋トレがうまくいかないことがあります

身体を締めたいと思うと、食事をできるだけ減らしたくなることがあります。

しかし、筋トレは身体へ一時的な負荷をかける行為です。

食事を極端に減らした状態では、

  • トレーニング中に力が出ない
  • 筋肉が張りにくい
  • 疲れが残りやすい
  • 気力が出ない
  • 身体が冷える
  • 回復に時間がかかる

といった変化が起きることも考えられます。

特に炭水化物を大きく減らすと、筋肉を動かすためのエネルギーや、パンプする感覚が弱くなる人もいると思います。

僕自身は、お米を主な炭水化物として摂っています。

現在は、朝と晩に母が作った食事を食べています。

母は、野菜を多めにし、ご飯を少なめにすることが健康によいと考えています。

昼は週に5日ほど、一合くらいのご飯を味噌と一緒に食べています。

この食事が、誰にでも適切だという意味ではありません。

また、僕にとって完全な食事だとも考えていません。

現在の生活環境の中で食べている内容であり、そこから筋トレ時の力、パンプ、疲労、身体の状態を観察しています。

炭水化物を抜くことも、増やし続けることもしていません

パンプを目指すトレーニングでは、炭水化物も関係していると僕は考えています。

炭水化物を極端に減らすと、筋肉の張りや力の出方が弱く感じられることがあります。

一方で、身体が使い切れないほど多く食べ続ければ、体重や脂肪が増える可能性があります。

そのため、

炭水化物は悪いから抜く。

筋トレをしているから、いくらでも食べてよい。

という両極端にはしないようにしています。

僕には、お米が取り入れやすく、身体にも合っていると感じます。

パンやパスタ、ほかの主食の方が身体に合う人もいると思います。

大切なのは、何が一般的に正しい主食かだけではなく、

それを食べた後に身体がどう動き、どのくらいの量なら現在の活動に合うのか

を見ることだと思います。

現在の筋トレがうまくいっている理由は、一つではありません

僕は現在、10カ月以上ほぼ毎日筋トレを続けています。

強い筋肉痛を作ることを目指さず、狙った筋肉がパンプする感覚を大切にしています。

以前よりも筋肉がパンプしやすくなり、平常時にも筋肉がふっくらし、筋肉自体も強くなっている感覚があります。

その変化には、トレーニング方法だけでなく、現在の食事や生活も関係しているかもしれません。

  • 宅配やピザを頻繁に食べなくなった
  • 加工食品を以前より減らした
  • 一度に食べすぎた後の身体を観察するようになった
  • 水分や塩分を意識している
  • 炭水化物を極端に抜いていない
  • 食事量を日によって変えている
  • プロテインを大量に摂らなくなった

こうした変化が重なって、現在の身体になっているのだと思います。

どれか一つだけが、筋トレをうまくいかせているとは判断できません。

ただ、以前よりも、

何を食べるべきかという情報より、食べた後に身体から何が返ってくるか

を見るようになりました。

食事も、身体との対話の一つです

公式とされる食事法を守ることで、安心できることがあります。

決められた量を食べる。

控えるべきものを控える。

健康によいとされるものを選ぶ。

それも一つの方法です。

ただ、その食事を続けた時に、

身体が温かいのか。

冷えるのか。

動きやすいのか。

眠くなるのか。

筋トレで力が出るのか。

疲労が長く残るのか。

お腹の状態はどうなのか。

という身体の反応も、同じくらい大切だと思います。

僕は一般的な食事法と戦いたいわけではありません。

「減塩は間違いだ」

「植物油はすべて悪い」

「毎日同じ食事量では痩せない」

と証明したいわけでもありません。

ただ、一般に聞く方法とは少し違うことを試しながら、現在の僕は筋トレを続けています。

そして、その状態で身体がどのように変わっているかを観察しています。

僕と同じ食事をしてほしいわけではありません。

食事の正解を、僕が決めたいわけでもありません。

この記事が、

食事も、外から与えられた正解だけでなく、自分の身体から返ってくる反応を見てもよい

と考えるきっかけになればと思います。

※食事について
この記事は、院長自身が現在行っている食事と、その時に感じている身体の反応を記録したものです。特定の食事法や塩分摂取量を推奨するものではありません。塩分や食事量の適切な範囲は、体格、運動量、発汗量、血圧、体調、病気、服薬状況などによって異なります。食事を大きく変更する場合や、治療中の病気がある場合は、医師や管理栄養士などへご相談ください。

福粋のパーソナルトレーニングでは、決められた食事法や栄養の数字だけを身体へ当てはめるのではなく、食べた後や運動した後に、身体からどのような反応が返ってくるかも確認しながら進めていきます。