赤ちゃんを迎えたいと考えている方へ|妊活の焦りと身体を整えることについて

※この記事は、妊娠を望んでいる方の心身の負担と、福粋がお手伝いできることについてまとめたページです。

赤ちゃんを迎えたいと考えている方へ|妊活の焦りと身体を整えることについて

記録やカレンダーを見たあと、静かに考えている女性 

赤ちゃんを迎えたいと思い、食事や生活に気をつけている。

排卵日を確認し、医療機関へ通い、できることを続けている。

けれども、月経が来るたびに落ち込み、

「今度こそ妊娠しなければ」

「年齢を考えると、もう時間がない」

「もっと頑張らなければならない」

という思いが強くなっていく。

赤ちゃんを望んで始めた妊活が、いつの間にか、自分やパートナーを追い詰める努力に変わってしまうことがあります。

妊娠を望む気持ちは、とても大切なものです。

同時に、妊娠するまでの時間を過ごしているご自身の身体や気持ちも、大切にしてほしいと思います。

妊娠について必要な医学的確認を進めることと、心身を休ませることは、どちらか一方だけを選ぶものではありません。

妊娠は、努力の量だけで決まるものではありません

妊活について調べていると、

身体を冷やさない。

食事を整える。

運動をする。

睡眠を取る。

ストレスをためない。

前向きな気持ちで過ごす。

といった、さまざまな情報が見つかります。

自分にできることを試すことは、悪いことではありません。

しかし、妊娠は、正しい生活をして努力を重ねれば必ず起こるというものではありません。

妊娠までには、排卵、精子、卵管、受精、受精卵の移動、子宮内膜への着床など、いくつもの過程があります。

女性側に関係することもあれば、男性側に関係することもあります。

男女双方に要因が重なる場合や、検査をしても明確な原因が分からない場合もあります。

そのため、妊娠しないことを、

「私の努力が足りないから」

「生活が整っていないから」

「心が前向きではないから」

と、自分だけの責任にしないでください。

焦りやストレスだけが、妊娠しない原因ではありません

焦りや義務感によって心身が休めなくなると、睡眠、食欲、身体の緊張、パートナーとの関係などに影響することがあります。

強い負担が続くことで、月経周期や性交の状態などに変化が現れる方もいます。

ただし、

「焦っているから妊娠できない」

「リラックスすれば赤ちゃんが来る」

と単純に結びつけることはできません。

そのように言われると、妊娠できないことに加えて、

「リラックスできない自分が悪い」

という新しい苦しさまで背負ってしまうことがあります。

つらい時に、無理に前向きになる必要はありません。

悲しい時に、感謝しなければならないわけでもありません。

焦っている自分を消そうとするのではなく、

「私は今、それほど赤ちゃんを望んでいる」

「先が見えなくて怖い」

と、今ある気持ちに気づくだけでも構いません。

妊娠には男女双方の身体が関係します

妊娠についての検査や治療は、女性の身体に集中しやすい傾向があります。

月経や排卵、子宮の状態を確認する必要があるため、女性の通院回数や身体的負担が多くなる場合もあります。

しかし、妊娠には精子の状態も関係しています。

男性側、女性側、男女双方に要因がある場合があり、どちらにも明確な原因が見つからないこともあります。

妊活を、女性だけの責任や努力にしないことが大切です。

パートナー同士で気持ちや考え方が同じとは限りません。

検査を受けたい時期、治療をどこまで進めたいか、費用や仕事との両立について、意見が違うこともあります。

どちらかが正しいと決める前に、それぞれが何を怖いと感じ、何を望んでいるのかを話せる時間が必要になる場合があります。

妊娠について二人で確認している様子

年齢と妊娠について

妊娠を考える時、年齢について触れずにいることはできません。

女性の卵子は新しくつくられ続けるものではなく、年齢とともに数が減り、妊娠する力も変化していきます。

男性も、年齢によって精子の状態などが変化する場合があります。

特に女性では、30代後半以降、妊娠しやすさが低下し、妊娠した場合の流産の可能性も高くなるとされています。

この事実を知ることで、

「もう授かれないかもしれない」

「急がなければ間に合わない」

という恐怖を感じる方もいると思います。

年齢を考慮して、早めに医療機関へ相談することが大切な場合があります。

ただし、時間を大切にすることと、自分を毎日追い立てることは同じではありません。

検査や治療を進めながらも、食事を味わうこと、眠ること、好きなことをすること、パートナーと妊活以外の話をすることまで失わないでほしいと思います。

医療機関へ相談する目安

一般には、妊娠を望む男女が避妊をせずに性交していても、1年間妊娠しない場合を不妊症といいます。

ただし、「必ず1年間待たなければならない」という意味ではありません。

次のような場合には、早めに産婦人科や生殖医療を扱う医療機関へ相談することが考えられます。

  • 女性の年齢を考え、早めに状態を確認したい
  • 生理が数か月来ない、または周期が大きく乱れている
  • 強い生理痛がある
  • 子宮内膜症などを指摘されたことがある
  • 骨盤内の炎症や手術を経験したことがある
  • 流産を繰り返している
  • 男性側の精巣や精子について心配がある
  • 性交そのものが難しい、または苦痛がある
  • 妊娠について強い不安がある

「まだ不妊症と呼ばれる期間ではないから」と、相談を遠慮する必要はありません。

現在の身体の状態を確認し、今後どのような選択肢があるのかを知るために相談することもできます。

病院ではどのような確認が行われるのでしょうか

妊娠を望んで医療機関へ相談すると、年齢、月経周期、これまでの妊娠歴や治療歴などを確認し、必要に応じて男女双方の検査が検討されます。

女性側では、次のような確認が行われることがあります。

  • 月経周期や排卵の状態
  • 血液検査によるホルモンなどの確認
  • 超音波検査による子宮や卵巣の確認
  • 卵管が通っているかの確認
  • 必要に応じたその他の検査

男性側では、精液検査などによって、精子の数や運動などを確認することがあります。

すべての方に同じ検査を行うわけではありません。

年齢、身体の状態、妊娠を望んでいる期間などをもとに、必要な検査や治療が選ばれます。

妊活が義務のようになっていませんか?

妊娠を望んでいると、排卵日を中心に生活を考えるようになることがあります。

性交の予定を立て、仕事や体調を調整し、結果を待つ。

月経が来ると落ち込み、また次の周期に向けて準備を始める。

この流れを繰り返すうちに、性交が二人の時間ではなく、妊娠するための義務になってしまうことがあります。

相手を好きかどうかとは別に、

「今日はしなければならない」

「今月を逃したくない」

という気持ちが強くなることもあります。

妊娠を望んでいるからこそ起きることですが、心や身体が苦しくなっている場合には、その状態を無視しないでください。

一度休むことや、性交以外の方法について医師へ相談することも、妊娠を諦めることではありません。

月経が来るたびにつらくなる方へ

妊娠を期待している時の月経は、普段の月経とは違って感じられることがあります。

出血を見た瞬間に、

「今回も駄目だった」

「また一からやり直さなければならない」

という思いが込み上げる方もいます。

周囲の妊娠や出産の報告を、素直に喜べない時もあるかもしれません。

そのように感じる自分を、冷たい人間だと責める必要はありません。

赤ちゃんを望んでいるからこそ、他の人の出来事が自分の痛みに触れてしまうことがあります。

会うことやSNSを見ることが苦しい時には、少し距離を取ることもできます。

自分の心を守ることは、誰かの幸せを否定することではありません。

「リラックスしなければ」と頑張らなくても大丈夫です

妊活中に、

「ストレスを減らした方がよい」

「気にしすぎない方が妊娠しやすい」

と言われることがあります。

けれども、妊娠を強く望んでいる時に、気にしないようにすることは簡単ではありません。

リラックスしようと頑張りすぎて、

「今日も力を抜けなかった」

「前向きになれない自分は駄目だ」

と感じるなら、それも新しい義務になっています。

身体を休ませるために、特別な気分をつくる必要はありません。

悲しいまま横になる。

不安なまま温かいものを飲む。

考えが止まらないまま、ゆっくり息を吐いてみる。

その程度からでも構いません。

妊娠するまでの人生も大切にしてください

妊娠を目標にすると、妊娠していない今の時間が、すべて「結果が出るまでの待ち時間」のように感じられることがあります。

けれども、検査を受けている日も、治療の結果を待っている日も、ご自身の人生の一部です。

妊娠を諦める必要はありません。

同時に、妊娠するまで楽しんではいけないわけでもありません。

食べたいものを味わう。

身体が疲れていたら休む。

妊活とは関係のない話をする。

行きたい場所へ出かける。

何も考えない時間をつくる。

妊娠の可能性を大切にしながら、今を生きている自分も置き去りにしないことが大切です。

パートナーと向かい合って温かい飲み物を飲み、穏やかに過ごしている場面

身体の緊張や疲労が重なっていませんか?

妊娠にはさまざまな要素が関係するため、身体の緊張や血流だけで説明することはできません。

福粋の整体によって、排卵を起こしたり、卵管を通したり、精子の状態を直接変えたり、妊娠を保証したりすることもできません。

必要な検査や治療を医療機関で受けることが大切です。

ただ、妊活を続けている方の中には、次のような状態が重なっている方もいます。

  • 検査や治療の日程に追われ、休む時間が少ない
  • 結果が気になり、眠りにくくなっている
  • 呼吸が浅く、身体の力が抜けにくい
  • お腹、腰、股関節などに力が入っている
  • 肩こりや頭痛、身体の冷えを感じている
  • 食事や運動を厳しく管理しすぎて疲れている
  • 性交や月経のたびに身体が緊張する
  • パートナーとの関係にも疲れを感じている

福粋では、子宮や骨盤だけを見るのではなく、呼吸、腹部、腰、背中、股関節、脚などを含めて全身の状態を確認します。

妊娠のために身体を無理に変えるのではなく、今の身体に重なっている緊張や疲労を減らし、休みやすい状態へ整えていきます。

全身の力を抜いて静かに休んでいる女性

骨盤周辺の循環について

私は整体師として、骨盤周辺だけでなく、身体全体の血流や呼吸が妨げられにくいことは大切だと考えています。

骨盤内には、子宮や卵巣など、妊娠に関係する器官があります。

男性の場合には、精巣を含めた生殖機能も、全身の健康状態と無関係ではありません。

ただし、骨盤周辺の血流が悪いから妊娠できないと判断したり、整体で血流を変えれば妊娠しやすくなると断定したりすることはできません。

身体は一部分だけで働いているわけではありません。

睡眠、食事、呼吸、疲労、筋肉の緊張、病気の有無など、さまざまな状態が関わっています。

福粋では、妊娠を起こすために骨盤を矯正するのではなく、全身に残った負担を減らし、ご自身の回復力が働きやすい状態を目指します。

妊娠後も、母体の健康は大切です

妊娠すると、胎盤とへその緒を通じて、赤ちゃんへ酸素や栄養が届けられ、赤ちゃんから出た二酸化炭素や老廃物などが母体側へ渡されます。

妊娠前だけでなく、妊娠中も母体の健康管理は大切です。

ただし、妊娠中は身体の状態が変化しやすく、出血、強い腹痛、強い頭痛、急なむくみなど、医療機関へ相談した方がよい症状もあります。

妊娠中に整体を受ける場合にも、妊娠の経過や医師から受けている指示を確認し、安全を優先する必要があります。

婦人科や生殖医療の受診に不安がある方へ

妊活のために医療機関へ通うことに、抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

診察や検査が怖い。

結果を聞くことが怖い。

医師から年齢について言われることがつらい。

過去に気持ちを軽く扱われたように感じた。

治療をどこまで進めるか決められない。

そのような不安があっても不自然ではありません。

診察前に、検査への不安や、過去につらい経験があったことを伝えて構いません。

検査や治療について、

  • 何を調べるためのものなのか
  • どのような選択肢があるのか
  • 身体への負担はどの程度か
  • すぐに決めなければならないのか
  • 治療を休むことはできるのか

などを確認してもよいと思います。

一つの医療機関で安心できなかった場合には、別の医師や医療機関へ相談し直すこともできます。

男性の整体師に話しにくいと感じる方へ

妊活、性交、月経、検査の内容について、男性の整体師には話しにくいと感じる方もいらっしゃると思います。

福粋では、話したくないことを無理に聞き出すことはありません。

言葉にしづらい場合には、

「妊娠を望んでいる」

「病院へ通っていて身体が疲れている」

「月経のたびにつらくなる」

「身体の緊張を減らしたい」

という程度の伝え方でも構いません。

性交の回数や詳しい治療内容などを、施術のために必ず話していただく必要はありません。

服を脱いでいただく施術や、膣内など身体の内側へ直接触れる施術は行いません。

下腹部や骨盤周辺、内ももなどに触れる必要がある場合にも、内容を事前に説明し、了承をいただかずに触れることはありません。

触れてほしくない場所や、取りたくない姿勢がある場合には、遠慮なくお伝えください。

赤ちゃんとの出会いについて、私が個人的に感じていること

ここからは、医学的に証明されたものではなく、私個人の世界観について書きます。

私は、子どもは生まれてくる前に親を選ぶことがある、という考えに共感しています。

宇宙にいる赤ちゃんの魂が、これから父親や母親になる人との出会いを待っていることもあるのかもしれない、と感じています。

ただし、この考えを、

「二人の状態が整っていないから赤ちゃんが来ない」

「赤ちゃんに選ばれなかった」

と、自分たちを責めるために使ってほしくはありません。

素晴らしい親にならなければ、赤ちゃんが生まれてこないわけでもないと思います。

命が訪れる時期や理由を、私たちがすべて理解することはできません。

医療的な可能性を大切にしながらも、目に見える結果だけでは説明できないものがあると、私は感じています。

これは福粋の施術効果や、妊娠できる条件を示す考えではありません。

妊娠できなかった理由を説明したり、誰かを評価したりするためのものでもありません。

福粋の整体について

福粋は、不妊症の原因を診断したり、妊娠を起こしたりする医療機関ではありません。

整体によって妊娠できると保証することもできません。

妊娠を望んでいる場合には、年齢や身体の状態を考慮し、必要に応じて産婦人科や生殖医療を扱う医療機関へご相談ください。

そのうえで、治療や仕事、妊娠への不安によって身体に残っている緊張や疲労を減らし、少しでも休みやすい状態へ整えることは、福粋がお手伝いできる部分です。

福粋は、私が無理に治す整体ではありません。

身体に残っている緊張をほどき、血流や呼吸が戻り、ご自身の回復力が働きやすい状態へ一緒に整えていく整体です。

強く押したり、無理に骨盤を動かしたりするのではなく、身体の反応を確認しながら、静かな刺激で全身を整えます。

妊娠するために前向きな気持ちをつくることも求めません。

不安や悲しさが残っていても、そのままの状態で施術を受けていただけます。

必要な医療を大切にしながら、妊活によって疲れた身体を休ませたい。

妊娠の結果だけではなく、今の自分の身体も大切にしたい。

そのような方は、ご自身が話せる範囲で福粋にご相談ください。

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