自分に合ったヘルニアの治療法を探している方へ
世の中には椎間板ヘルニアの治療法はいくつもあります。
一旦進んでしまうと治療をやり直すことが難しく感じてしまうこともあるようです。
最善の方法を選びたい方のサポートとして、本記事ではヘルニアの治療法を紹介していきます。
□目次
１．椎間板ヘルニアの治療法はどんなものがあるか？
１－１．整形外科
１－２．整骨院・接骨院・鍼灸院
１－３．代替医療
１－４．治療しない
２．椎間板ヘルニア、治療するとしたら費用は？
２－１．整形外科の保存的治療・整骨院・接骨院・鍼灸院
２－２．手術
２－３．代替医療
３．椎間板ヘルニアの治療効果は？
３－１．保存的療法
３－２．手術
３－３．代替医療
３－４．結局どれがいいのか？
１．椎間板ヘルニアの治療法はどんなものがあるか？
１－１．整形外科
保存的治療
薬物療法
病院や整形外科では、張り薬の湿布、飲み薬の消炎鎮痛剤や筋弛緩剤、ビタミン剤などを出されます。
ブロック注射
痛みが強く薬物療法などで改善が見られない場合にブロック注射を行うことがあります。
神経の緊張から更に痛みを呼び起こさないように、神経ブロック注射を打ち脳への痛みの伝達を遮断します。
コルセット
腰部が不用意に動かないように胴体をサポートします。
サポーターな弱い筋肉を助ける役割をします。
理学療法
牽引で腰部を引っ張ることで鎮痛のサポートをします。
温熱や電気なども行います。
リハビリ
腰背部や臀部にある筋肉の緊張を緩和させ、体幹筋や骨盤の周囲筋を鍛えることによって、骨盤や脊椎への負担を軽減し痛みの緩和を図ります。
理学療法士によるリハビリテーションです。
手術
保存的治療で痛み痺れの症状が改善されない、激痛で動けないといった日常生活に大きく関わってくる場合には手術が検討されます。
レーザー
手術の中で一番負担が少ないとされています。
はみ出してしまっている椎間板の圧迫を減らすために、レーザーを照射させます。
期間は日帰りが多く軽度のヘルニアの場合が多いようです。
切開
メスによって飛び出た椎間板を摘出します。
小さい切開で負担の少ないものから、大きく切開し器具で固定する手術の場合は長期の入院でリハビリが必要になることがあります。
１－２．整骨院・接骨院・鍼灸院
整骨院・接骨院
マッサージ、骨格矯正、ストレッチ、牽引、温熱、電気、ウォーターベッドなどを行うことがあります。
鍼灸院
鍼や灸で治療します。
１－３．代替医療
代替医療の枠の中には沢山の療法があります。
整体は代替医療にあたります。
民間療法になり院のレベルはピンからキリまであります。
整骨院・接骨院・鍼灸院が代替医療を行うこともあります。
代替医療でよく耳にするのが漢方です。
自然の生薬を使います。
日本でも病院に併設されている場合もあり、漢方は調合など代替医療といっても法律によって規制されていることがあります。
本場中国の漢方は様々な調合や微細な調合、その場での調合をその人の体に合わせられるようです。
この“その場での調合”が日本では禁止されているようです。
その本場の調合が日本の病院では、決まった調合で認可されていて本場の調合はできないシステムになっているようです。
この場合、日本的な漢方となるようです。
民間での代替医療は施術内容に制限がかかることはありません。
「治れば何でもいい」と言われることもあるくらい、様々な療法があります。
料金は高めになる傾向があります。
１－４．治療しない
痛みや痺れがあっても治療しない方法もあります。
自然治癒力に完全に任せる方法です。
安静により痛みや痺れの緩和を期待します。
この方法が上手くいく方は、仕事など何もしない方なら上手くいきやすいかもしれません。
体に負担を変えないと症状の変化は難しいかもしれません。
負担の掛かる生活を変えないままに腰が勝手に治っていくとは考えづらいのです。
２．椎間板ヘルニア、治療するとしたら費用は？
２－１．整形外科の保存的治療・整骨院・接骨院・鍼灸院
整形外科で治療したり、整骨院・接骨院で治療する場合でしたら、保険診療になると思います。
大体の相場は500円～3,000円です。
保険適応外の実費の治療は2,000円～10,000円です。
２－２．手術
保険適応で数万円～のようです。
２－３．代替医療
様々な方法があるので、料金も様々です。
大体の療法が2,000円～20,000円で受けられます。
３．椎間板ヘルニアの治療効果は？
３－１．保存的療法
通う度に痛みが軽くなったり、何回通っても全く変わらないこともあるようです。
保存的療法をある一定期間受け続けても症状が良くならない場合は手術や心療内科を勧められることがあります。
３－２．手術
年齢が若すぎたり、高齢だったりすると手術を避けて治療する傾向があります。
手術は体に傷をつけるので体の負担が大きいと思います。
プロなので皆同じ手技レベルではなくやはり「上手い」「下手」があるはずです。
軽いヘルニアでも患者の体にメスを入れたがる医者もいると聞きます。
手術が成功したとしても、脊髄や神経を傷つける可能性もゼロではないようです。
手術がうまくいけば痛みと痺れはその日以降出なくなるようです。
３－３．代替医療
様々な方法があるので様々な考えがあります。
ですので、代替医療業界をまとめて効果があるか、と言われると答えることができません。
ただ、代替医療という枠の中で凄い治療をしている院は沢山あり、そのような院では様々な病気を抱えている方が治っているのも事実です。
３－４．結局どれがいいのか？
世の中の治療すべてにおいて言えるのが「これを受ければ100％治る」と言える治療はありません。
ただ、治る確率とリスクを考えると手術は最後にするべきだと考えられます。
「手術失敗しても、なんとかなる」と考えられる方はそれでいいと思いますが、緊急な状態でないのなら手術の同意書にサインするのは避けたいですよね。
治療法を選ぶ上で大切なのは患者さんの直観です。
今回の記事では世の中の治療法のみをご紹介しましたが、「なぜ椎間板ヘルニアになるのか？」という部分に触れていませんでした。
発症の背景が分からないままでは治療は行き当たりばったりになってしまうかもしれません。
核心部分に触れた記事は下にリンクが張ってありますので、そちらの記事を読んでからでも治療を決めるのは遅くないと思います。
参考ページ：椎間板ヘルニアを治したい方へ
何回も他の治療を行っているのに痛みや痺れに変化がないのでしたら、当院にご連絡ください。
きっとあなたのお役に立てると思っています。
当院に整体に来られた方に行ってもらうストレッチはこちら。
参考動画：あんらくストレッチ
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