情熱が蒸気に変わる時、本当の静寂が訪れる
― 院長メッセージ・静けさシリーズ ―
雨の降る午後。
立て続けに三人の方を施術した日がありました。
時間に追われるように見えて、
時計の針はなぜか、僕の味方をしてくれた。
気づけば、いつもの時刻に、いつもの場所にいたのです。
その日、僕の前に現れたのは、
太陽のように燃える人、
友と笑い合う人、
そして、まだ小さな未来の光を持つ子ども。
三つの“火”を受けとめたあと、
僕の内側では、静かな蒸気が立ち上っていました。
イラ立ちに見えたそれは、
水が情熱に温められて変わる音だったのです。
情熱によって水が蒸気に変わる時、
本当の静寂が訪れる。
その静寂の中で、体も心も、
ただ「あるがまま」に戻っていく。
それが、福粋の整体で感じてほしい“癒しの形”です。

― 静けさの中に、光が立ちのぼる ―
