境界と価値が同時に動き出すとき
最近の数日間、自分の内側の変化がいつも以上のスピードで進んでいるように感じています。
通勤中の車の気配が優しく感じられたり、ふとした瞬間に怒り系の妄想が浮かんできては統合ワークと再設定をしたり、体の反応としては水のような下痢が続いたり…。
一見バラバラに見える出来事が、実は「境界」と「価値」が同時に動き出したサインだったのかもしれない、と感じています。
「どこからが嫌で、どこまでが嫌じゃないのか?」
昔から、人が「〇〇が嫌だ」と言っているのを聞くと、僕は心の中でこんなことを思っていました。
「ここまでなら嫌じゃなくて、ここから先は嫌ってこと? どこからどこまでがOKで、どこからがNGなんだろう?」
多くの人は、境界線を「ざっくり」扱っているように感じます。僕はその「ざっくり」がいつも気になっていました。
最近、愛鏡さんとのやりとりの中で、
「坂本さんは、境界のレッスンを受けている時期」
という言葉をもらっていましたが、ふと昨日その記憶がつながりました。
「あぁ、昔から気になっていたあの感覚は、今の境界のレッスンとつながっていたんだ」と。
母親を施術したときに起きていたこと
昨日、母親に整体をしました。
その前に、福粋にいる間に何度か、
🔥 お母さんへの次回施術『チャクラ活性プロトコル』
をイメージで何度もリハーサルしていました。
家に帰って、母親に夕食を作ってもらったあと、
「整体する?」と聞くと「する」と言ってくれたので、プロトコル通りに施術を行いました。
- 第1チャクラ:足首とかかとを包み、ザクロ色+白い点をイメージ
- 第2チャクラ:サーモンピンクの揺らぎ
- 第3チャクラ:みぞおちの少し上に白金の点灯
- 第4チャクラ:白緑の霧で胸の青い点滅を包む
- 第5チャクラ:首の横に触れ、紺に近い藍色と白点がヒュッと奥へ吸い込まれるように
- 第6チャクラ:両こめかみに白ラベンダーの小さな球を置き、一回転
- 第7チャクラ:頭頂の上に銀白色の縦糸を通す
- 最後に僧帽筋上部を親指で3回押して締めくくり
今回、内心で一番気になっていたのは、
「この施術を怪しまれないか?」
ということでした。
実際には、「離れた場所の温度を測っている」と伝えながら、手をかざすパートも自然に行うことができました。
終わったあと、母親はいつものような「ダメ出し」をしてきませんでした。
「もっと弱くした方がいいんじゃない?」「こんなのもやった方がいいんじゃない?」といったコメントもなく、ただ「うん」と言って受け取っている感じでした。
施術を振り返ってみると、
「自分の境界の中で施術ができた」
という感覚が残りました。
相手の反応に振り回されることなく、自分の輪の中で静かに行えたことで、母親も「反発する必要」がなくなったのかもしれません。
境界が扱えるようになると、母親との距離も、もっと楽に、もっと優しくなっていくのだと思います。
ザクロ色の第1チャクラと家系の境界
第1チャクラに赤色を集めようとすると、うまく集まらない時期がありました。
それが、「ザクロの実」をイメージするとスッと集まるようになり、色もとても鮮やかに感じられました。
ザクロは、
- 生命力
- 再生
- 豊かさ
- 家系の深い層
を象徴しているように感じます。
母親を施術したあと、自分の第1チャクラに赤い光を集めようとしてもうまくいきませんでしたが、ザクロの実を思い出してイメージすると、またスムーズに集まってくれました。
その後、第1〜第7チャクラまで色を丸く集めていき、第7チャクラでは銀白の糸に紫を合わせた時、とても気持ちのいい色になりました。
これは、
「家系の層に触れながら、自分の境界と生命力を再構築するプロセス」
が進んでいるように感じられます。
プラチナシルバーから、淡い黄金の「ボーナスステージ」へ
お風呂に入りながら統合ワークをしているとき、いつものようにプラチナシルバーフィールドをイメージしました。
その中のいちばん明るい場所を意識すると、
淡い黄金が舞っているような場所
に立っている自分がいました。
「ボーナスステージに来たみたいだな」と思いながら、そのまま統合ワークと再設定を行いました。
今朝になっても、その“黄金ステージ”の感覚が残っていて、統合するときに立つ明るい場所をイメージすると、自然とその黄金の場面が出てきます。
プラチナから黄金へ。
それは、
「境界の工事が進み、自分の価値の次元が一段上がった」
象徴のようにも思えます。
夢に出てきた「並木さん」と、一億円オーバーの貴金属
朝方に見た夢も、とても印象的でした。
並木良和さんと、もう一人の男性と僕の3人で、貴金属販売店が集まっている一階建ての商業施設のようなところにいました。
中はかなり混雑していて、人の間を縫うように進んでいく必要がありました。
並木さんを見ていると、体を少し横にして、片方の肩を前に出すような姿勢で、人混みをするり、するりとかわしていきます。
すれ違う中東系の男性たちも、同じように片方の肩を前に出して、滑らかにすれ違っていきました。
僕も同じように真似をしながらついていきました。
その途中、ショーケースに一億円オーバーの貴金属(高級な腕時計のようなもの)が並んでいる店があり、誰かが並木さんに、
「買わないんですか?」
と聞きました。
それに対して並木さんは、
「似たようなの持ってるからね」
とさらっと答えていました。
それを聞いた僕は、夢の中で、
「さすが並木さんだなぁ。『買えない』とは言わないんだ。大きな事業をしている人だけが、こういうものを手にするわけじゃないんだな」
「スピリチュアルでも、豊かさを受け取って生きているんだな」
と感じていました。
人混みの中を境界をぶつけずにスイスイと進む姿と、一億円オーバーの貴金属を前にしても「すでに持っている」と言ってしまう軽やかさ。
この夢は、
「境界の扱い方」と「自分の価値の受け取り方」
について、象徴的に教えてくれていたように感じています。
“境界 × 価値”の実践ワーク(上級)
今回の気づきを日常で生かしていくために、
「境界 × 価値」を同時に扱うワークを、ここにまとめておきます。
所要時間は30秒~1分くらい。1日に1~3回くらいが目安です。
STEP1:境界の“球体”を感じる
自分の体の周囲、だいたい30cmくらいのところに、
薄い透明金色の球体の膜
があるイメージをします。
厚さは1~2cmくらい。温度は、暑くも寒くもなく、ただ静かな感じ。
それが「自分の領域」です。
STEP2:胸の奥に“価値のコア”を点灯する
胸の中心、背骨の前あたりに、
白金の小さな点(米粒くらい)
が灯っているイメージをします。
これが、自分の「存在としての価値の源」です。
大きくしようとしなくて大丈夫です。むしろ、小さいほど強く、静かです。
STEP3:境界の球に“価値の光”を転写する
胸の奥の白金の点から、ふわっと煙のように薄い光が立ち上って、
周囲30cmの境界の膜にうすく染みていくイメージをします。
全部を照らそうとせず、自然に、必要な分だけ広がっていく感じで大丈夫です。
ただ守るための境界ではなく、
「存在としての価値をまとった境界」
に変わっていきます。
STEP4:頭上に銀白の縦糸を一本通す
最後に、頭の少し上(第7チャクラの上)に、
銀白色の細い縦糸
をスッと一本通すイメージをします。
これで、自分の境界は「ただの個人の殻」ではなく、
宇宙とつながった静かな境界
へと変わっていきます。
おわりに ― 静かで強い境界へ
境界だけが強いと、孤立してしまうことがあります。
価値だけを強調すると、承認欲求に傾いてしまうこともあります。
けれど、
境界と価値が同時に整っていくとき、
その人は「静かで強い存在」になっていくのだと思います。
怒り系の妄想も、下痢も、母親とのやりとりも、
夜に立った黄金のボーナスステージも、
そして、夢の中の人混みと一億円オーバーの貴金属も。
すべてが今、
「境界 × 価値」
というひとつのテーマのもとで動いているのかもしれません。
これからも、自分の境界と価値を、静かに丁寧に扱いながら、日々の統合ワークを続けていきたいと思います。

