脊椎圧迫骨折

脊椎圧迫骨折の症状の特徴

高年の男女に発生することが多く、脊椎圧迫骨折をしたばかりでは少しの体の動きでも患部周辺の激しい痛みやしびれが出ることが多いです。

 

脊椎圧迫骨折の特徴的な症状は以下のようなものです。

脊柱の痛み : 脊椎圧迫骨折が起きたばかりでは、激しい痛みを患部の骨の周囲で感じることが多いです。骨折した骨の位置や破損の程度によっても症状が異なります。

姿勢の変化 : 圧迫骨折により脊椎の安定性が低下する場合、姿勢の変化が生じることがあります。例えば、体が前方に傾いたり、曲がったりすることがあります。

神経症状 : 神経症状が現れることがあります。具体的な症状は、局所的なしびれや筋力の低下、感覚の変化として脚や手の麻痺などです。

活動制限 : 激しい痛みが出ている場合、日常生活の活動に制限が生じ、トイレに立つことも難しくなることがあります。

脊椎圧迫骨折とは

脊椎圧迫骨折は、脊椎(背骨)の骨が圧迫されて破損する骨折の状態を指します。一般的に、骨が外部からの圧力や負荷によって押しつぶされることで発生します。

主な要因は次のようなものがあります。

骨粗鬆症 : 骨粗鬆症は、骨の密度が低下し、骨の強度が減少する状態です。骨粗鬆症の患者は、軽度の外部の圧力でも脊椎骨が破損しやすくなります。

転倒や事故 : 車の衝突、高所からの落下、スポーツ中の着地の際の衝撃など、外部の力が直接脊椎に加わることによって脊椎骨が破損することがあります。若年の方でも大きな事故で脊椎圧迫骨折をすることがあります。

 

背骨は首から腰まで伸びているので、脊椎を骨折すれば首から腰、腕や脚などにも痛みが出ることがあります。

圧迫骨折が回復するまで生活が著しく制限されてしまいます。

骨粗鬆症とは

 

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の密度が低下し、骨組織の質が低下することによって骨の強度が減少する骨代謝の異常な状態を指します。

骨は通常、骨形成と骨成分の分解のバランスが取れていますが、骨粗鬆症ではこのバランスが崩れ、骨成分の分解が骨形成を上回るために骨量が減少します。

カルシウムが骨から抜けていき、骨が脆くなる

脆くなる骨の周辺の筋肉が硬くなることで、骨からカルシウム(Ca)が抜けていき、骨が脆くなると考えられます。

 

そして大体の骨粗鬆症の人は骨折予防の為にカルシウムの吸収を高める薬を飲んでいる方が多いようです。

カルシウムの吸収は確かに高まるかもしれませんが、それを行っていると筋肉自体が硬くなりやすくなります。

 

元々筋肉が硬くて骨のカルシウムが抜ける状態なはずなので、更に筋肉が硬くなり関節痛の原因にもなりかねません。

薬以外の方法で骨粗鬆症予防を行うのをお勧めします。

 

参考ページ:骨粗鬆症の予防

 

骨が脆い人の脊椎圧迫骨折

何気ない生活動作で起こることもある

高年で骨が脆い方は、尻もち・転倒・物を持ち上げた時などに背骨に大きな力が加わって起こることが多いです。

段差の踏み外し、自転車に乗っている時の段差を越えた衝撃などでも脊椎圧迫骨折が起こることがあります。

気付かない間に進行することもある

また体に衝撃を与えなくても、日常生活の中で徐々に進行していく場合もあります。

 

立っている時など、若い頃よりも背中が曲がっているようなら、脊椎圧迫骨折が起きて背骨の湾曲が進行している可能性があります。

脊椎圧迫骨折の病院での治療

徐々に進行した脊椎圧迫骨折以外の発生後の症状は非常に激しいので多くの人が病院に行きます。

病院での検査

画像検査としてレントゲンやMRI検査が行われることがあります。

背骨全体の並びやバランス、骨の変形などを見ます。

病院での治療方法

治療の方法は、骨折の程度や症状の重さによって異なりますが、一般的には安静や装具の使用、物理療法、薬物療法、手術などが行われる場合があります。

骨折は多くの人では3~4週から骨が形成されていくようです。

 

圧迫骨折直後から骨折は回復が始まり、圧迫骨折直後のような激痛は日が経つにつれ治まっていきます。

脊椎圧迫骨折が回復した後

数週間後、脊椎の圧迫骨折が治ると痛みの質は変わり、慢性痛のような痛みやしびれが残る場合も多いようです。

また通常時は痛みしびれが無くても、長時間座っていたり、立ち仕事をしたりしていると腰や脚が痛くなることがあります。

 

骨折回復後の痛みやしびれはなぜ発症しているかというと、骨折によって患部のバランスが悪化していると言えます。

骨折した周辺の筋肉の硬さがそのまま残っている場合が多いです。

骨折の時に筋肉が硬くなる

骨折の瞬間に周囲の筋肉が患部を守る為に一気に硬くなります。

そして、骨折が回復しても筋肉の硬い状態は続き、痛みしびれが出続けることがあります。

筋肉の硬縮と「重心のズレ」

骨折が回復しても痛みしびれが改善しないのであれば、筋肉に関係した問題があるかもしれません。

 

当院で腰に痛みを持つ方たちを検査していくと、その根っこには必ず「重心のズレ」が起きていることが確認できます。

重心のズレ① 筋肉の問題で起こる

腰痛

骨と骨を繋いでいる筋肉が縮まって硬いと、骨と骨を引っ張る力が働き続けます。

 

筋肉の硬縮 → 体の歪み → 重心のズレ

というように、重心のズレが出来上がり負の流れがスタートしてしまいます。


重心のズレ② 骨盤のバランス、体のバランスが崩れている

骨盤は体の重みを脚に均等に分散させる役割を持っています。

 

例えば、骨盤のバランスが崩れると体の中の弱い部分に負担が蓄積します。

右脚が強く左脚が弱い場合、左脚の筋肉に負担が掛かります。

 

重心がズレていることは、負担が掛かり続けることを選択している状態になります。

その結果、

重心のズレ → 骨盤のゆがみ → 筋肉の硬縮 → 痛み

という負の流れが出来てしまいます。

 

この問題を解決しないと症状は変化していきません。


当院で行う整体は、不調の根本「重心のズレ」にアプローチします。

だから、あなたは痛みで悩まない体に変わっていけるのです。

 

脊椎圧迫骨折回復後の不調の改善ならこちら。

参考ページ:整体院福粋で改善

 

当院に治療に来られた方に行ってもらうストレッチはこちら。

参考動画:あんらくストレッチ

 

 

太田市の根本改善の整体
整体院福粋-ふくすい-

 

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