心の奥の泉が、そっと動きはじめるとき

静けさの中で、
内側の泉がひらいていく

静けさシリーズ:院長メッセージ

― 心の奥の泉が、そっと動きはじめるとき ―

今日のAMさんは、いつもの穏やかな雰囲気の中に、ほんの小さな「揺れ」を抱えて来院されました。

施術がはじまってすぐ、みぞおちの浅い呼吸と、息子さんのことを気にされる言葉。

その奥に、

  • 誰かを大切に思いながら、
  • 自分のことは後回しにしてしまう

長年の癖のような優しさが見えました。

仰向けの姿勢で触れると、胸(ハート)はやわらかく、あたたかさを保っているのに、第2チャクラには、少しだけ「ひび割れた泉」のような乾きを感じました。

そこで、まず第5チャクラに光を送りました。
言葉にできない想いが胸の奥にあるとき、人は、声の場所が先に静まるからです。

光が通ったあと、第2チャクラにそっと触れると、初めて「水が戻る」ように、ふわりと広がりはじめました。

その流れを感じながら、第1・第3・第4……と、AMさんの中心軸に、光が少しずつ整っていきました。

30分ほど過ぎたころ、体の奥が「ひとつにまとまる」空気が生まれました。
施術者としての直感が、

“ここから回復が動き出す”

と静かに告げてくれた瞬間でした。

最後に左肩まわりを軽く整え、深追いはしませんでした。
回復の中心が、すでに「内側」で動き出していると感じたからです。

施術後、AMさんは「首が楽です」と柔らかく微笑まれていました。


人は、誰かを思う強さを持つほど、自分の内側の優しさを見失いがちになります。
でもその優しさは、静けさの中で、必ず自分にも戻ってきます。

今日のAMさんの体は、「自分の中心」を思い出す光を、確かに受け取っていました。

静けさの中で、ゆっくりと泉が満ちていくように。
そこから、また歩き出せます。

― 整体院 福粋(ふくすい) 坂本安楽

 

AMさんの前回施術の様子:逆立つ心が、ひらく場所で