肩腰の痛み

痛みが回復しない

「3か月、痛みが続いています。」

「慢性の腰痛で痛くなったり治ったりを繰り返しています。」

と肩や腰の痛みが長期間続いてしまう方がいます。

 

慢性肩こりや慢性腰痛の方も世の中にはたくさんいます。

 

なぜ、肩腰の痛みが治らないのだと思いますか?

 

痛みのパターン

まずは太る原理と同じだと思ってください。

「消費カロリー」よりも「摂取カロリー」が増えた状態が続くと太りますよね。

 

同じように

「回復」よりも「痛みの源」が大きくなると痛みが起こります。

 

 

そして一般的な整形外科に行っても痛みが回復していかない場合があるのは、

・医学が提示している痛みの出るパターンと違う

・「回復」と「痛みの源」は個人によって違う

の2つの認識のズレがあるからです。

 

制度化が強くなり細分化された医学では、人の全体をみていないことになるので、部分的な治療になり肝心な原因までたどり着くことができなくなるのです。

 

ただ、急性の痛みの対処に薬を使って痛みを抑えたり、椎間板ヘルニアなど部分的な対処は特効的だと考えられます。

 

痛みの回復

肩も腰の痛みも理解すると回復しやすくなります。

 

このページでは肩甲骨はがしや骨盤の歪みを説明しません。

整体と言えば癒着や歪みの改善ですが、これらは痛みの回復を一番に引き起こすものではないからです。

 

もっと腰の回復に大事なことを書く必要があるからです。

 

痛みが回復しない理由

そしてその辺りの理解を深めていただきたいので、違う角度で「なぜ肩腰の痛みが回復しないのか?」を説明します。

 

自分の体には、勝手に治ってくれるシステムがあり、生きている全ての人にこの回復の力が備わっています。

 

この能力が腰痛を治してくれます。

 

腰以外にも痛む所があるなら、その部位も回復の力で治ります。

 

回復が行われれば痛みは当然治っていくのです。

 

回復を阻むもの

痛みが出続けているその場合、そこに回復を阻むものがあるのです。

 

例えると、川の流れを堰き止めるダムのようなものです。

 

回復を阻むものは、

【1】血行不良

【2】疲労の蓄積

【3】衝撃が残っている

【4】薬の副作用

【5】自律神経の誤作動

の5つがあります。

 

痛みを抱えている人は上の項目の中の少なくとも1つ、多い人は全部抱えていることもあります。

 

項目ごとに説明していきます。

【1】血行不良

血行不良が部分的に起こることで部分的な酸素濃度低下状態が引き起こされて、痛み物質が発生します。

 

神経はその痛み物質からの信号を受けて痛みを発することが痛みの初期に起こりやすいことだと考えられます。

 

血行不良が起こっている部位では筋力低下や調和が損なわれています。

 

【2】疲労の蓄積

血行不良が続いている体は、疲労が溜まりやすくなります。

 

疲労を回復できないでいると、血行不良が続いて筋肉が少しずつ硬く縮まっていきます。

 

痛みが出ても回復できないでいると、筋肉は更に収縮を続けていきます。

 

痛み物質が更に発生したり、きっかけにより患部が微細に損傷することで炎症物質も発生するようになります。

 

疲労が続くと古傷がある人は同時に痛みが出やすい傾向があります。

 

【3】衝撃が残っている

事故でのむち打ちや転倒などで体が衝撃を受けた場合や、過去にあったアクシデントによって、瞬間的に筋肉が硬く縮まりっぱなしになることもあります。

 

瞬間的な防御反応と考えられています。

 

信じがたいかもしれませんが、衝撃が加わったその時点から筋肉の硬さが長期間(長い人は何十年も)維持されてしまうこともあります。

 

その衝撃を受けた時の情景がトラウマになって残っていると、筋肉も硬さが残りやすい傾向があります。

 

【4】薬の副作用

薬は全て、作用(望む効果)があれば副作用(望まない効果)もあります。

 

全ての薬に副作用があることに気付かずに毎日大量に飲むことで、筋肉を溶かしたり、血行を悪くしたり、内臓を痛めたり、脳の働きを弱めてしまうことがあります。

 

「薬は毒」と捉えている医者もいて、「少量の毒を摂るなら薬になる」と伝えている医者もいます。

 

薬を毎日(定期的に)飲んでいたり、複数の種類飲んでいる方は、改めてご自分で薬について調べて、薬の作用の仕方やメリット・デメリットの確認をすることが必要だと考えています。

 

【5】自律神経の誤作動

自律神経が誤作動を起こしていると、体の循環が損なわれてしまうことがあります。

 

自律神経により部分的な血行不良、そして酸素濃度低下状態が引き起こされて、回復が上手くいかない状態が続くことがあります。

 

回復が阻まれて痛み発生

上で挙げて来た「回復を阻む要因」が存在することで、痛みが出ることになります。

 

痛みが続いている状態は「回復が阻まれている状態」と考えていただいて問題ないです。

 

回復の邪魔を取り除く

なので回復の邪魔をしているものを取り除くことで、回復が上手く機能するようになります。

 

例えると、流れの淀みの無い川です。

 

そして回復が続くことで肩腰の痛みは治っていくのです。

 

当院の整体

「回復を阻むものを探すなんて、途方もない‥。」と思っていませんか?

 

心配いりません!

回復を阻む要因を当院では取り除いていきます。

 

治そうと努力するあなたを応援します。

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