膝の痛みの症状
加齢からの膝周辺の筋肉の弱化と筋肉の硬縮・外傷(転倒)・無理な運動・過体重・スポーツ・病気・ホルモンバランスにより、炎症・腫れ・水の溜まりなどの膝の不調が現れます。
その中でも頻繁に耳にする原因と言われているのが「加齢」「過体重」「膝関節の軟骨のすり減り」「半月板損傷」で膝に痛みが出るということです。
医療機関でレントゲンなどを撮り、膝関節にある軟骨のすり減りを確認されると「変形性膝関節症」と診断されることもよくあります。
膝の痛みの症状としては
・歩き始めの痛み
・長時間歩いた時に痛くなる
・立ち上がる瞬間の痛み
・しゃがんでいる時の痛み
・膝の曲げ伸ばしで痛む
・歩いている時の痛み
・階段の上り下りで痛む
・正座で痛む
などが挙げられます。
膝の痛む場所は
・膝の内側
・膝のウラ
・膝の外側
・膝の上
・膝の下
・膝の皿
などがあります。
最初は違和感から時間を掛けて徐々に増してくる痛みが多いです。
膝痛治療の矛盾と悪化
矛盾
「加齢」「過体重」「膝関節の軟骨のすり減り(変形性膝関節症)」「半月板損傷」が膝に痛みが出る原因と言われますが、調べていくと原因と言われているものの整合性が一致しないことが多いです。
権威のある人に「あなたの体の中に変えるのが難しい原因があるので、痛みは一生付き合うしかありません。」と言われてしまった人はその後、他の改善方法を探さなくなってしまう傾向があります。
悪化すること
痛いから痛み止めを使い続けていくと無理して関節を使ってしまい更に膝を悪くしてしまいます。
その根底には「痛みを感じることは悪いこと」という考えがあるかもしれません。
痛みを感じるなら、痛くない体の使い方をする判断材料にしてください。
当院で膝痛を改善
膝の痛みで悩み続けるのには原因があります。
当院に来られる人の中で「膝の軟骨は再生することはない。膝の痛みと付き合っていくしかないですよ」と言われ、レントゲンを見ると膝の軟骨がすり減っていた人も、当院では膝の痛み無く歩けるようになる人がいます。
世の中の全ての人が「軟骨がすり減っている = 痛い」ならわかりますが、中には「軟骨がすり減っている = 全く痛くない」という人は大勢いるのです。
「痛みの原因は軟骨」の場合も少しありますが、大半は筋肉に関係した所に膝痛の原因があります。
ただ、「原因は筋肉です」と簡単に片づけることはできないかもしれません。
膝が悪くなるには問題が絡み合っていることもあります。
膝痛に関わる問題とは?
問題①痛み止め・注射・薬で治る?
世の中の基盤は『現代医療 = 治る』ですね。
ただ、痛みの場所によってそうではないかもしれない事実があるのです。
それは膝痛などの関節痛に関連した症状についてです。
なり始めの膝痛に対して、痛み止め・注射・薬でその場の痛みは良くなります。
実際、痛みが強い時に痛みを抑える事は必要だと思います。
つらい炎症が出ている時に一時的な処置として効果大なのです。
薬で痛みを抑えている間に体に備わっている自然治癒力を使って回復させていくのです。
そもそも「痛みが出る」ということは「自然治癒力が落ち込む」ことをしている、もしくは過去にしていたのです。
ですので「薬はサポート」という考えを持つことが大切です。
問題②膝の上と下にある関節の働き
スポーツや外傷で膝の靭帯や半月板を損傷してしまう場合は「膝自体の問題」になります。
靭帯や半月板などを損傷した場合は手術の必要があるかもしれません。
ですが膝痛は、「膝以外に問題」がある事が多いのです。
過去にスポーツで膝を怪我した場合でも慢性化している痛みは膝以外に問題が多いと考えられます。
太ももや腰・足首の動きが悪かったり、重心がズレてしまう事が問題になり膝痛が起きてきます。
特に関節の働きが重要で、膝関節の上にある骨盤・股関節、膝関節の下にある足首の関節の働きが重要です。
股関節と足首の関節の働きが筋肉の硬縮によって制限されて、太ももとすねが上下で逆に捻じれてしまうこともあります。
そして股関節と足首の間にある膝の負担が強くなるわけです。
膝関節は伸ばすか曲げるかしかできない関節です。
膝の上と下にある股関節と足首の関節はクルクル回せるので、動きの自由度が高い関節です。
可動性のある股関節と足首の関節が自由に動けば膝の負担は無いですが、股関節と足首の関節が筋肉の硬縮で制限されてしまうと間に位置する膝が過剰に使われてしまい、やがて痛みを引き起こします。
ですので膝が原因で膝に不調が出ることは少なく、股関節や足首の関節の働きがどうであるかも重要になってきます。
参考ページ:股関節が痛くて歩きづらい
参考ページ:外反母趾の対策と考え方
問題③捻じれて膝軟骨がすり減る
軟骨がすり減ることが膝の痛みに関係なかったとしても、膝の軟骨がすり減らないように予防したいですよね。
現状よりも軟骨をすり減らしたくない方は膝周辺の筋肉による〝ねじれ〟に目を向けてみてください。
太ももとすねの捻じれの問題があると膝関節に負担がかかり、痛みが出やすく、軟骨がすり減りやすくなります。
膝の捻じれがある状態では、関節の中にある半月板にも負担が掛かり続けます。
お歳を重ねた方でO脚やがに股になっている方は太ももが外巻きに捻じれ、すねは内巻きに捻じれています。そうなるように身体を使ってきた可能性があります。
膝の動きは基本的には曲げるか伸ばすかですが、太ももが外巻き、すねが内巻きの捻じれが常に働いてそのしわ寄せが膝に来るのです。
体重の負担よりも関節の捻じれの方が負担になるのです。
膝の構造として関節は球体ではなく凹凸になって合わさっていて、膝関節の捻じれが無い状態で最適に機能するはずですが、膝関節の帳尻が合わない状態で歩き続けていれば、長い年月で擦れてしまうのは当然なのかもしれません。
骨を動かしているのは筋肉です。
ですので、筋肉の働きのバランスが崩れると過剰に縮まる筋肉も出てきます。
膝の痛い方の太ももが外巻きに捻じれて外側がカチカチになっていることが多いので、筋肉がカチカチにならないようにバランスさせることが改善策なのです。
片膝を人工関節にした方で、もう片方の膝も手術されることがあるのは、膝関節の捻じれがある状態をそのままにしているからです。
膝が負担いっぱいになったら次は股関節かもしれません。
筋肉の負担を無視してしまうとつらい状況に陥ってしまう方もいるかもしれません。
逆に筋肉をバランスよくしてしまえば、問題はそもそも起こらないのです。
問題④軟骨のすり減りで炎症
人の関節軟骨内には神経は無いようです。
ですので、擦り減っても痛みは出ないはずです。
しかし、病院では「膝の痛みは軟骨がすり減っているからです」という言葉が飛び交っていますね。
〝軟骨が擦り減って痛い〟と仮定した場合、軟骨が擦り減って細かな磨耗した粉が遊離して関節を包む袋で炎症を起こします。(医学的証拠はありません。)
腰が痛い方の腰椎ヘルニアの飛び出ている髄核が一定期間で体内に取り込まれる状況と似ていて、膝軟骨の摩耗した粉も炎症を起こして体内に取り込まれる、と推測できます。
関節内には神経が無くても周りには神経があるので、炎症が広がり痛みが出ていることもあると思います。
「変形性膝関節症」と言われた人は過去に膝がズキズキして痛みを出していた事があった人は多いかもしれません。
痛みの質が変化したことはありませんか?
膝に炎症を起こさないことが改善のポイントになるかもしれません。
問題⑤膝の水が溜まる
膝の水(関節液)と血液の働きは似ているので、まず炎症のもう1つの働きを説明します。
膝の炎症は不要物質の排除もありますが、血液を身体の悪い部分に集めて治癒をする目的もあります。
血液は傷ついた組織の修復には欠かせないのです。
ですので足を怪我したらその部分が腫れるのは、そこに血液が集まって治癒しているのです。
膝関節内に血管や神経が無いのは、人間が動いた時に血管が切れたり痛みを感じてしまうのを避ける為だと推測できます。
ですが、関節内にも酸素や栄養など身体を健康に保つものが必要なはずです。
ということで、血液に似た成分の関節液を関節付近に溜めておくことで、血液の代役にしているのでしょう。
膝関節の関節液の近くまで血管が血液を運んで来たら、血液の中の必要な養分などを関節液にバトンタッチして関節に運ぶのです。
怪我をした時のように、膝関節にダメージを受けていれば、回復システムが働いて関節液を増やして回復をサポートする可能性があります。
膝関節にダメージを与え続けたら、関節液が増え続けることも考えられます。
このようにして膝の水が溜まるので、膝の水が溜まっていて張っているのが不安なら水を抜いて、逆に膝の水を抜く方が体に悪いと感じるのでしたら抜かない方がいいと思います。
膝の水で張ってつらい方は膝の水を抜くと楽になりますが、痛みの改善や膝の水を溜めないようにしたいのでしたら、膝関節の負担を減らすことがベストになります。
問題⑥膝を使い過ぎている
膝を使い過ぎて、膝に回復の暇を与えていない場合は故障します。
特にスポーツしている方に多く、目標まで全力で進もうとするあまり、自分の体の得意不得意を無視して運動を続けていると負担が蓄積して不調になります。
参考ページ:小中学生で膝が痛いなら運動は休んでください
当院の基本的な考え
体を動かしているのはその人の思考です。
思考によって体の使われ方が変わるので、「日常でどのような行動をしているのか?」「どのような思いを抱いて過ごしているのか?」を患者様に再確認していただきながら、不調の元を探していきます。
不調がある体には、不調になる理由が必ずあります。
理由を探して、その部分にアプローチすることで体は回復していきます。
痛みが出る過程
痛み(不調)が出る過程は、どの部位でも変わりません。
筋肉が硬くなり骨格が歪み、重心がズレて癖の付いた悪循環の体になります。
悪循環の体になると回復力が下がり、負担が増えて蓄積、痛み(不調)が出てきます。
簡単にいうと「筋肉」「骨格」への負担蓄積の最終形態が痛み(不調)です。
悪循環の体を変える
痛みが出る過程は『筋肉が硬くなる→骨格が歪む→重心がズレる→癖の付いた悪循環の体になる→回復力が下がり負担の蓄積→痛みが出る』です。
言い方を変えると「負のループ」です。
痛みが出る過程を見ていただくと、痛み(不調)ばかりをなんとかしようとしても根本はどうにもならないことが分かりますね。
痛みが出る過程のどこかに歯止めをすればよいのです。
痛み(不調)の改善ポイントとして、
・縮まり硬くなっている筋肉にアプローチして、筋肉を柔らかくする。
・歪んでいる骨格にアプローチして、歪みを直す。
この2つのアプローチをすることで、重心が適正に戻り、根本が改善された回復する体になります。
もっと詳しく:不調を改善したい
上記の痛みが出る過程を覚えておいてください。
必ず役に立ちます。
あなたが当院を選ぶ
メリット
メリット1 院長が整体します
院長の坂本安楽が一人で整体院福粋を運営しています。
そして坂本安楽は整体職人です。
スタッフさんを雇えば多くの患者様に福粋式整体を提供できると思いますが、整体は感覚が大部分で体に触れたニュアンスを他者に伝えるのは至難の業です。
感覚の部分を取ってしまうと融通の利かないマニュアルの整体になってしまいます。
院長が思い描く100%の『本当にいい整体』を患者様に提供するには院長の手を通すしか今の所方法がありません。
メリット2 説明と同意を徹底します
当院では整体を受けられる方に現在の体の状態、整体の方向性を説明しております。
その際、整体を受けられる方が同意をされているか必ず確認しております。
どんなに良いことであっても、強制すると害になると考えているからです。
メリット3 不調の種にアプローチ
初回に、坂本安楽が問診と検査を行うことにより、
「なぜ今まで改善しなかったのか?」
「どうしたらその症状が改善するのか?」
を知ることができます。
基本的には、身体的・心理的負荷の高い生活を続けることで、簡単に不調の種が体の中に出来てしまいます。
不調の種が大きくなると症状が重く激しく出る事が多いです。
当院では問診・検査、そして整体の手技で不調の種を取っていきます。
もっと詳しく:不調の種が出来る背景
メリット4 体に負担を掛けない整体
体に不調が出るのは、不調の種があり負担が蓄積しているからです。
そのような弱っている体に、更に負担を掛けるような整体はいたしません。
実際に不調の種をブチっと体からもぎ取る訳ではありません。
不調の種というのは「負のループ」の比喩で、負のループを解く意識で体に語り掛けるように行うのがいい整体だと思っています。
整体は適切な刺激、最短の時間で、体に負担をかけないで終わるようにしています。
メリット5 再発しづらくなる
不調の種にアプローチすることで症状が変化するだけでなく、症状が出づらくなります。
体を健全に保つうえで意識したほうがいいことや、行っておいたほうがいいことなどをお伝えします。
メリット6 日常の問題点をあぶり出す
不調になる1つの問題として、日常的に『気付かず』に体に良くないことを行っていたり、『よかれと思って』間違ったことが行われている可能性があります。
当院に通っていただいている間に、患者様の日常にある問題点をあぶり出していきます。
メリット7 体の癖がわかる
「無くて七癖」ということわざがあるように、癖がないように見える人でも何かしらの癖があり、体にも癖があります。
歩き姿を見るだけでもその人独特の歩き方をしています。
そして「癖がある」ということは「欠点がある」ことも表します。
その欠いた分を体は別の独自の方法で埋めます。
これがポジティブに働けば健康的ですが、ネガティブに働くと体の負担は蓄積していきます。
当院の検査を受けることで、早期に体の癖を知ることができ、あなたの体は変わる準備を始めます。
膝痛の改善ならこちら。
参考ページ:整体院福粋で膝痛を改善
太田市で回復力を育てる整体
整体院福粋-ふくすい-
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