ぎっくり腰で体が「く」の字に傾くのはなぜ?|ヘルニアとの関係と受診の目安
このページの要点
体が「く」の字に傾くのは、強い痛みを避けるために身体が取っている姿勢と考えられます。椎間板ヘルニアが関係する場合もありますが、姿勢だけでは判断できません。脚の脱力や排尿の異常などがある場合は、早めの医療機関受診が必要です。
ぎっくり腰になると、
「前かがみのまま伸びない」
「腰が真っすぐにできない」
という状態になることがあります。
さらに、中には上半身が左右どちらかへずれ、体が「く」の字のように傾いてしまう方もいます。
これは、強い痛みを避けるために身体が無意識に取っている姿勢と考えられます。
脚の痛みやしびれを伴う場合には、椎間板ヘルニアなどが関係している可能性もありますが、姿勢だけで原因を判断することはできません。
ぎっくり腰では前かがみ姿勢になりやすい
ぎっくり腰では、腰を伸ばそうとすると強い痛みが出るため、自然と前かがみ姿勢になることがあります。

腰の内部では、筋肉が強く緊張している可能性があります
「少しでも痛くない姿勢を無意識に探している状態」とも言えます。
前傾姿勢になることで、傷ついた部分への刺激を減らそうとしている可能性があります。
体が左右に傾くのは、痛みを避けようとしているため
一方で、上半身が左右どちらかへ大きくずれ、体が「く」の字のようになることがあります。

急な腰痛では、痛みが増えにくい位置を探すように上半身が左右へずれることがあります
このような姿勢は、傷ついた場所や刺激に敏感になっている部分へ負担をかけないように、身体が無意識に取っている可能性があります。
腰だけが痛む場合もあれば、椎間板や神経への刺激によって、片脚の痛みやしびれを伴う場合もあります。
ただし、体の傾きだけでは原因を特定できません。脚の症状や筋力低下なども含めて判断することが大切です。
なぜ、傾けると少し楽になるのか
体が左右に傾く理由は、一つに決めることはできません。
強い腰痛が起きると、身体は痛みが増えにくい位置を無意識に探します。その結果、腰を伸ばせなくなったり、上半身を片側へずらした姿勢になったりすることがあります。
また、脚の痛みやしびれを伴う場合には、椎間板や神経への刺激が関係している可能性もあります。
ただし、傾いている方向や姿勢だけを見て、傷ついている場所や原因を特定することはできません。
「ぎっくり腰」と「椎間板ヘルニア」は症状だけでは区別しにくいことがあります
「前にも同じようなことがあった」
「数週間で自然に落ち着いた」
「病院には行かなかった」
という方もいます。
急な腰痛にはさまざまな状態が含まれているため、ご本人が「ぎっくり腰」と感じていても、実際の原因を症状だけで特定することはできません。
腰痛に加えて、片脚へ広がる痛みやしびれ、脚の力の入りにくさがある場合には、椎間板ヘルニアなどによる神経への刺激も考える必要があります。
椎間板ヘルニアについて詳しく知りたい方へ
「ヘルニアと言われたことがある」
「足のしびれもある」
「腰だけでなく脚までつらい」
そのような場合は、こちらも参考になります。
こんな場合は医療機関へ
次の症状がある場合は、すぐに医療機関へご相談ください
- ● 尿が出にくい、尿意が分かりにくい、尿が漏れるなど、急な排尿の変化がある
- ● 股の間、陰部、お尻の周囲の感覚が鈍い
- ● 脚の脱力が急に現れた、または進行している
- ● 両脚に強いしびれや痛みが出ている
これらは、腰の神経が強く圧迫されている時に現れることがあります。整体だけで様子を見ず、速やかに医療機関で評価を受けてください。
次の場合も、医療機関への相談をご検討ください
- ● 発熱や強い体調不良を伴っている
- ● 転倒や事故のあとから強く痛んでいる
- ● 安静時にも強く痛む、または痛みが増している
- ● 痛みやしびれによって歩くことが難しい
回復の基本は「回復を妨げる負担を減らすこと」
急な腰痛の中には、時間の経過とともに落ち着いていくものもあります。
ただし、痛みの原因や経過には個人差があり、脚の脱力や排尿の異常などがある場合は、自然な回復を待つのではなく医療機関での確認が必要です。
緊急性のある症状がない場合は、痛みを無理に我慢せず、身体が回復しやすい環境を整えていくことが大切です。
特にぎっくり腰は、腰痛の中では比較的回復が早いケースも多いです。
ただ、体が左右に崩れるほどの状態では、
「無理を続けながら治す」
よりも、
「回復しやすい状態を作る」
ことが大切になります。
腰の回復には「循環」が重要
腰の回復には、血流や睡眠、身体の緊張、日常で加わる負担など、さまざまな要素が関係します。
そのためには、
- ● 強い痛みを我慢して無理に動かさない
- ● 長時間寝たままにせず、痛みが増えない範囲で日常動作を続ける
- ● 無理なストレッチや強い刺激を避ける
- ● 起き上がりやすく、楽に休める姿勢を探す
- ● 睡眠と休養を確保する
ことが大切です。
さらに、体だけでなく「心の緊張」を弛めることも重要です。
身体だけでなく、生活全体の負担も振り返ってみる
急な腰痛の原因を、心や疲労だけで説明することはできません。
ただ、睡眠不足や忙しさが続き、身体の緊張が抜けにくくなっていた方もいます。
痛みが起きたことを自分のせいにする必要はありませんが、この機会に、身体を休ませる時間が取れていたかを振り返ってみることも大切です。
普通のぎっくり腰でもかなりつらいものです。
もし、
- ● 体が「く」の字に傾く
- ● 真っすぐ立てない
- ● 痛みがかなり強い
という状態なら、体からの「少し休んでください」というサインかもしれません。
無理に動き続けるよりも、まずは回復しやすい環境を整えることが大切です。
ぎっくり腰について、あわせて読みたいページ
▶ ぎっくり腰でやってはいけないこと
無理なストレッチや強い刺激など、悪化を防ぐための注意点をまとめています。
▶ ぎっくり腰は安静にした方がいい?動いた方がいい?
休むべきか、少し動かすべきか迷っている方はこちら。
ぎっくり腰や体の傾きでお困りの方へ
福粋では、強い刺激で無理に姿勢を戻すのではなく、現在の痛みや脚の症状などを確認しながら、身体が回復しやすい状態を整えていきます。
受診した方がよい状態なのか、整体を受けてもよい状態なのか迷っている段階でも、LINEからご相談いただけます。
無理に来院や通院をおすすめすることはありません。
整体院福粋へのアクセス情報
| 住所 |
〒373-0852 |
| 予約 | 完全予約制とさせていただいております。 ※ご予約の変更は必ず前日までにご連絡ください。 |
| 電話 | 0276-60-5024 |
| 営業時間 | 10:00〜20:00 (最終受付は状況により変わります) |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス |
太田市役所より徒歩1分。 ※恐れ入りますが、 守屋建設さん・おおぎやラーメンさんの駐車場には 停めないようお願いいたします。 |

