※この記事は2026年に内容を見直し、現在の福粋の考え方に合わせて更新しています。
子供の頭痛|学校や心の負担が身体に出ていることもあります

子供の頭痛で心配されている親御さんへ
子供が頭痛を訴えると、親御さんはとても心配になると思います。
「学校に行く前になると頭が痛いと言う」
「病院では大きな異常はないと言われた」
「薬を飲むと少し楽になるけれど、また繰り返す」
「本当に痛いのか、気持ちの問題なのか分からない」
そのように感じている方もいるかもしれません。
子供の頭痛は、単純に“頭だけの問題”とは言い切れないことがあります。
首や肩の緊張、姿勢、目の疲れ、睡眠不足、疲労、ストレス、学校での人間関係など、いくつもの要素が重なっている場合があります。
まず大切なこと|強い頭痛や急な変化は医療機関へ
子供の頭痛では、まず医療機関で確認した方がよい場合があります。
・突然の激しい頭痛
・発熱、嘔吐、意識がぼんやりする
・手足のしびれ、ろれつが回らない
・頭をぶつけた後から頭痛が続く
・今までにない強い痛み
・日ごとに悪化している頭痛
このような場合は、整体ではなく、まず小児科や脳神経外科などの医療機関に相談してください。
そのうえで、検査では大きな異常が見つからないけれど頭痛を繰り返している場合、身体全体の状態を見ていくことが助けになることがあります。
子供が頭痛を起こすきっかけ
子供の頭痛には、次のようなきっかけが関係することがあります。
ストレスや疲れ
学校、部活、習い事、家庭での緊張など、子供も大人と同じように疲れやストレスを感じています。
ただ、子供は自分の負担をうまく言葉にできないことがあります。
そのため、心の負担が「頭が痛い」「お腹が痛い」「朝起きられない」という形で出ることがあります。
水分不足や栄養不足
水分不足、食事量の不足、朝食を抜くことなども、頭痛に関係することがあります。
特に成長期の子供は、身体の中で多くのエネルギーを使っています。
水分、塩分、栄養、睡眠が不足すると、身体が不調を出しやすくなることがあります。
目の疲れ
スマホ、タブレット、ゲーム、パソコンなどで目を使う時間が長くなると、目の疲れから頭痛につながることがあります。
目の疲れは、首や肩の緊張ともつながりやすいです。
同じ姿勢を続ける
勉強中、スマホを見る姿勢、ゲームをする姿勢などで、長時間下を向いていると、首や肩の筋肉に負担がかかります。
首や肩の緊張が続くと、頭を支える力や血流にも影響し、頭痛につながることがあります。
子供の頭痛でよく見られる身体の状態
福粋で子供や十代の方の頭痛を見てきた中で、首や肩の緊張が強くなっていることがありました。
少し専門的な図になりますが、首や肩の筋肉が緊張すると、頭へ向かう巡りにも影響しやすくなります。

頭、首、肩の筋肉が縮まって硬くなると、頭を支える負担が増えます。
筋肉が硬い状態では、血流も悪くなりやすくなります。
特に首は、頭と身体をつなぐ大切な場所です。
首の緊張が強くなると、頭へ向かう血流や神経の働きにも負担がかかりやすくなります。
頭痛と血流の関係
脳の働きを維持するには、血流が必要です。
血液は、酸素や栄養を頭へ運んでいます。

首や肩の筋肉が強く緊張していると、頭へ向かう巡りが悪くなり、頭が重い、痛い、ぼーっとする、といった状態につながることがあります。
そのため、頭痛があるからといって、頭だけを見るのではなく、首、肩、背中、呼吸、姿勢なども含めて見ていくことが大切です。
子供は本音を言えないことがあります
子供の頭痛で大切なのは、身体だけではありません。
学校での人間関係、先生との相性、部活、勉強、友達との関係、家庭の空気など、言葉にしにくい負担が関係していることもあります。
特に中学生や高校生くらいになると、親御さんに心配をかけたくなくて、本当の気持ちを言えないことがあります。
「学校は楽しい」
「別に大丈夫」
「何もない」
そう言っていても、身体は緊張していることがあります。
これは、子供が嘘をついているということではありません。
自分でも整理できない気持ちがあったり、親御さんの前では言いづらかったりすることがあるのだと思います。
学校に行きたくない気持ちが身体に出ることもあります
整体の現場で十代の頭痛を見ていると、内面に「学校に行きたくない」という気持ちが隠れているように感じることがありました。
友達との関係がうまくいっていない。
クラスに苦手な人がいる。
先生との相性が悪い。
学校では普通にしているけれど、実はかなり無理をしている。
このような状態が続くと、心だけでなく身体も緊張します。
首や肩が硬くなり、呼吸が浅くなり、朝になると頭痛が出る。
そのような形で、身体が「もう少し気づいてほしい」とサインを出していることがあります。
親御さんが悪いという話ではありません
子供の頭痛について話す時、とても大切なのは、親御さんを責めることではありません。
親御さんは、子供のためを思って心配し、何とかしてあげたいと思っているはずです。
ただ、子供は親御さんが大切だからこそ、心配をかけたくなくて言えないことがあります。
また、親御さんの期待に応えようとして、無意識にがんばりすぎてしまう子もいます。
大切なのは、原因探しで誰かを責めることではなく、子供の身体が今どのような状態になっているのかを丁寧に見ていくことです。
十代は回復の力もあります
中学生、高校生くらいの子供は、身体の回復力もあります。
首や肩の緊張がゆるみ、身体が安心し、言葉にできなかった負担が少し整理されてくると、変化が出やすいこともあります。
もちろん、すべての頭痛が整体で良くなるわけではありません。
ただ、検査で大きな異常が見つからず、首や肩の緊張、学校の負担、身体のこわばりなどが重なっている場合は、身体を整えることが助けになることがあります。

福粋で大切にしていること
福粋では、子供の頭痛を「気持ちの問題」と決めつけることはしません。
また、親御さんが悪い、学校が悪いと決めつけることもしません。
身体を見て、首や肩の緊張、呼吸、姿勢、血流、自律神経の状態を確認していきます。
そして、必要な範囲で、学校生活や日常の負担についても丁寧にお話を聞きます。
子供が親御さんの前で話しづらいこともあると思います。
その場合でも、無理に言わせるのではなく、身体の反応や表情、言葉の雰囲気を見ながら、できるだけ安心していられるように進めていきます。
まとめ
子供の頭痛には、首や肩の緊張、姿勢、目の疲れ、睡眠不足、水分不足、ストレス、学校での人間関係など、さまざまな要素が関係していることがあります。
特に中学生や高校生では、学校に行きたくない気持ちや、言葉にしづらい心の負担が、頭痛という形で身体に出ていることもあります。
大切なのは、痛みだけを消そうとすることではなく、子供の身体が何を伝えようとしているのかを丁寧に見ていくことです。
福粋では、強く押したり無理に整えたりするのではなく、身体が回復しやすい状態を一緒に見ていきます。
頭痛について詳しく見たい方へ
無理に通っていただく必要はありませんので、安心してご相談ください。
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