膝が痛くて散歩もしたくない

散歩中の膝の痛み

B子さんは「膝の痛みを和らげるためには、適度な運動やストレッチなども有効」とテレビなどでは言っていたので、膝の痛みを和らげるためにウォーキングを毎日のように行っていました。

 

ですが、ウォーキングをする度に膝の痛みが強くなっていくように感じていた矢先、道路のちょっとした段差でつまづいて転びはしなかったものの、それからは膝の痛みに悩むようになってしまいました。

 

そして、最寄りの病院に行ったのです。

膝痛の症状の特徴

平らなところを歩くと膝が痛くなる、階段の昇降のときに痛くなる、正座できない、しゃがめない、寝ているときに痛くなる…など、膝の痛み方も人それぞれ違います。

 

膝の内側が痛い、膝の外側が痛い、膝の裏側が痛い、膝の皿周辺が痛いなどがあります。

膝痛の方が病院に行くと‥

検査

レントゲンを撮ったりMRIやCTなどで膝付近の骨の状態を画像検査します。

原因

多く見られるのは、変形性膝関節症、半月板損傷、関節性リウマチの3つでお医者さんに診断されて膝の状態を説明されます。

原因が特定できない場合もあります。

 

「変形性膝関節症」だった場合の説明

膝痛の原因の中での多いのは変形性膝関節症。

加齢や昔のケガによって膝の軟骨がすり減って、膝関節が変形。

 

症状が軽いうちは、立ち上がるときや歩き始めたときなどに痛みを感じる。

症状が進むと階段の昇降や正座が困難になり、膝の曲げ伸ばしで痛みが出たり、膝を完全に伸ばしたり曲げることができなくなったりする。

 

膝に負担を掛けている職業の人がなりやすい。

女性が高齢になるほど骨の密度が減りやすく、発症率が高まる。

「半月板損傷」だった場合の説明

半月板は膝関節の中でクッションの役割をして、じん帯や軟部組織、腱などと一緒に膝を安定させる役割を担っている。

 

半月板が傷ついたり、割れたり、ひびが入ったりして損傷すると、膝の曲げ伸ばしで痛みが出たり、膝が完全に伸ばしたり曲げることができない、歩いている時に膝が引っかかって急に動かなくなる…などの症状が出てくる。

 

半月板はスポーツなどで膝に大きな負荷がかかった時に損傷することがある。

加齢で摩耗し、擦り切れ、無くなっていくことも多い。

「リウマチ」だった場合の説明

関節が炎症を起こし、手足の関節が腫れたり変形する。

 

リウマチは、膝だけではなく、全身に症状が出る病気。

発症した初期の段階では、熱っぽい、食欲がない、全身がだるい、朝起きると関節の周囲がこわばる…などの症状が見られる。

 

症状が進行した場合は、骨や軟骨が破壊されて関節が動かせなくなり、日常生活に支障をきたすほどの症状を引き起こす。

リウマチになる原因は明らかになっていない。

治療

変形性膝関節

保存療法や痛み止め、ブロック注射、リハビリなどによって症状の緩和を図ります。

 

上記の治療をしても改善が見られずに生活を送ることが困難な場合は人工関節などの手術を勧められます。

手術後はリハビリが必要になります。

半月板損傷

軽度の場合は、安静にして経過を観察することもあります。

 

重度の場合は手術が必要な場合もあります。

手術には、半月板を縫合する方法や、半月板を摘出する方法などがあります。

手術後はリハビリが必要になります。

リウマチ

薬物療法が行われます。

重度の場合は、免疫抑制剤や生物学的製剤などの投与が必要になる場合もあります。

膝軟骨のすり減りと膝の痛み

本当に軟骨がすり減っていると痛い?

膝痛の方から「軟骨がすり減っているから痛い。」と伺うことが多いです。

病院・整形・テレビ・サプリ広告・治療院・ジム・世間話など、ほぼ、どこでもそのような説明を受けると思います。

 

ただ、変形と痛みはイコールではないかもしれません。

 

年配の女性で膝がかなりのO脚になっても痛みなく歩いている方は沢山います。

 

最近はあまり見なくなりましたが、背骨が曲がって歩く時に下しか見えないような方でも、腰を痛がりません。

これはどういうことかというと、患部に負担が掛かってダメージを受けている時に痛みが出るので、膝や腰が曲がっていてもダメージを受けている最中でなければ痛みは出ないはずなのです。

 

そして、当院では関節が変形していても痛みが改善される方が数多くいますので、経験的に見ても痛みは解決するのです。

 

「関節内の軟骨には神経はないので、軟骨は痛みを発しない。」と言っているお医者さんもいます。

 

軟骨がすり減った瞬間に膝の中で起こっていることは、膝周辺にある関節組織に炎症が起こり、それによる痛みが出ているのです。

なぜ軟骨はすり減る?

人は立って歩ている以上は、膝はもちろん、腰、骨盤、足関節、すべてに負担がかかっています。

膝痛の方は、膝のみが悪いと思いますか?

 

各部に負担がかかっているのに「膝だけが悪い」とは考えづらいですね。

 

体への負担から筋肉の硬い収縮を引き起こされ続けたり、骨格の歪みから筋肉が偏った使われ方をして膝関節への負担を高め、膝関節が捻じれたまま生活することで、最終的に膝軟骨がすり減り始めます。

その時に膝痛が引き起こされます。

軟骨がすり減らないようにするには?

膝の軟骨がすり減った瞬間に痛みを感じるはずなので、膝の痛みを感じるきっかけになる行動を避けることが最初に出来る事です。

 

そして、

・筋肉をほぐす

・骨格の歪みを直す

以上の2つを整体によって改善することで、体の重心軸が本来の軸にもどり、負担が膝に掛りづらくなります。

 

膝関節の捻じれが解消されれば、すり鉢のように関節が歩く度に擦られることは減るはずです。

無理な膝関節の動きが解消することで軟骨がすり減ることがなくなります。

 

軟骨がすり減る瞬間が無くなるので、その結果、膝の痛みは出ることはなくなるのです。

 

膝痛が出ている時には膝だけを診ているのでは改善しません。

膝関節が正常な動きを取り戻すように体全体を見ていく必要があるのです。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

膝痛にお悩みでしたらこちら。

参考ページ:膝の痛み

 

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