秩序は、内にある

秩序は、内にある

― 院長メッセージ・静けさシリーズ ―

朝の光の中、静けさが広がる道路と心の秩序を表すイメージ

今朝、通勤中のT字路で、僕の進行を予測して右折してきた車がありました。衝突しそうな距離感。僕は必要なだけ減速し、静かにかわしました。通過してからもしばらく、胸の内に「イラッ」が残りました。

観察してみると、感情の核には「きちんと運転するべきだ」という、秩序への願いがありました。外側の世界では乱れに見えても、その瞬間の僕は落ち着いて判断し、秩序を守る行為を選べていた――その事実に気づいたとき、内側に静けさが戻ってきました。

波動が高まると、未統合の周波数が目立ちます。それは“排除すべき敵”ではなく、“最後の統合を待つ部分”。許しとは「相手を正すことをやめること」ではなく、「自分の静けさをもう一度信じること」なのだと思います。

実践メモ|混乱の中で秩序を思い出す3ステップ

  1. 息を長く吐く(6秒)→静かに吸う(4秒)を3〜5サイクル。
  2. 心の中で唱える:「僕はもう安全だ。秩序は僕の内側にある」。
  3. 体のサインにやさしく触れる(瞼のピクピク=見張りの緊張に気づき、息で緩める)。

外の世界は時に揺れます。けれど、僕たちがもう一度「内なる秩序」を思い出すとき、必要な動きは自然と整っていきます。静けさは逃げ場ではなく、混乱の中で選べる力です。

―― 整体院 福粋 院長メッセージ