ぎっくり腰のメカニズムと早く治す方法を詳しく解説

一度でもぎっくり腰になって経験ある方はよく分かりますが、その痛みはかなり辛いものです。
腰を痛めてしまうと身体の動きがかなり制限されてしまいます。

全く身動きがとれない状態になってしまうこともあります。

 

周りに迷惑をかけることになりますので「迷惑をかけたくない」という思いから早くこの痛みから解放されたいという気持ちが強くなる方もいます。

咳をするだけでもギクッ!と腰に響くことさえあります。

と、相当痛みが強く動けなくなり何をするにしてもツラいぎっくり腰ですが、実は腰に起こっている事はシンプルなことしか起きていません。

 

大多数のぎっくり腰の腰で起こっている事は筋肉が切れたり、骨に何かが起こっているのではなく、それほど重大な状況に陥っていないと言えます。
しかし、とても痛いので「そんなわけないでしょ」と言われるかもしれません。

 

ごく稀に他の病気が絡んでいたりというケースもありますが、そうでないぎっくり腰であれば筋肉が切れたり、骨がおかしくなっている事なんて起きていないはずです。

 

実際に医学的にはぎっくり腰のメカニズムは解明されてはいません。

骨と骨の間の椎間板に傷が入っている状態などと言っている人も見かけますがそういうことはほぼ起きていないと思います。

だからギックリ腰になってもちょっとしたキッカケですぐに動けるようにもなるし怖がり過ぎなければ痛みもみるみる弱くなっていきます。

 

私のぎっくり腰に対する想いは強いのでこの記事は文字数が多くとても長いです。
お時間見つけて読んでくださると嬉しいです。

 

 

ぎっくり腰は「急に痛みが襲ってくる腰痛」というように世間では言われていますが、「急」ではなく「ゆっくり」と痛みがヒドくなっていくケースもあります。

「急性腰痛症」「突発性腰椎捻挫」とも呼ばれるようですが、だんだんと痛みが強くなっていく時もあります。

ピキッと動けなくなるものと、だんだん動けなくなってくるものがあります。

「魔女の一撃」とも言われたりしました。

ぎっくり腰は病名ではありません。

 

ぎっくり腰のほとんどはある動作をした時のキッカケで起こっています。

・重いものを持ち上げた
・身体をねじった
・急に身体を動かした
・ちょっと動かしただけ
・くしゃみや咳をした時などなど

 

いろいろな事がきっかけでぎっくり腰になってしまいます。

 

そして‥

・その腰の痛みで立てない
・起き上がるのが困難
・歩けない
・腰を伸ばせない
・腰を曲げられない
・くしゃみ、咳で腰に激痛などなど

なかなかつらい症状が出てしまいます。

 

「ギックリ腰」をネットで調べると検索結果はお医者さんのサイトばかりが最初の方に表示されているので「しばらく安静にする事」が多く掲載されています。

「だいたいは1週間から2週間程度で自然に回復してくる」と書いてありますが確かに何もしなくても痛みは引いていきます。
そのかわり、良くなるまでに時間がかかってしまいます。

 

寝るのが趣味な方でしたら、ぎっくり腰の痛みは寝ていればいいので経過していきます。

ただ、忙しい現代人はそうは言ってられないのが現実かもしれません。

 

もちろん、もっと早く良くなる方法があるのです。

現在、ギックリ腰の方はその早く良くなる方法がいち早く知りたいはずです。

その前になぜギックリ腰が起こり、どんな身体の状態になっているのかを知っておくと更に改善するスピードは速くなると思います。

ぜひ知っておいてください。

 

 

ぎっくり腰とはどんな状態なのか?

普段から腰痛がある人でも、ない人でも起こります。

腰痛に関しては整形外科などの医学ではそのメカニズムはまだはっきりと解明されていません。
もちろんぎっくり腰も解明されていません。

 

ですが解明されていない理由は、「筋肉を診ていないから」だと言えます。

ギックリ腰になって整形外科に行ってレントゲンを撮ってもほとんどの場合で「骨に異常は無い」という診断が下ります。
もし椎間板ヘルニアなどの異常があったらそこではヘルニアが原因とされます。

 

レントゲンやMRIで骨にヘルニアや狭窄症と言った症状が出ていても、それはギックリ腰の原因にはならないと私は思っています。

先ほど述べたギックリ腰になる「キッカケ」はいろいろとありますが、腰痛が起こる初期は関節の痛みが引き起こされるよりも先に、まず腰椎(腰の骨)周辺の筋肉が働きすぎる傾向になっています。

身体が柔らかい人でも引き起こされているはずです。

 

腰部の筋肉がずっとつっぱっている状態が続けば、腰に鈍痛を感じるようになります。

さらにそれが続くと腰は正常な動きができずに腰の関節に負担がかかることになります。

これが筋筋膜性腰痛や腰椎椎間関節症による痛みの発症過程。

 

そしてこの筋肉のつっぱっている所に一瞬にして強いストレスが加わると、もうぎっくり腰になってしまいます。

 

強いストレスが加わると筋スパズムと言って筋攣縮(きんれんしゅく)、筋痙攣(きんけいれん)と言った「筋肉がつる」ということが引き起こされます。

ギックリ腰ではこの筋スパズムが強く起こっている状態なのです。

 

痛みを強く感じてしまっているのでさらにその痛みで筋緊張が進んでしまうのです。

簡単に言ってしまえば筋肉がガチガチに固まっている状態なのです。

 

筋肉が固まっているだけです。
強く痙攣している場合もあると思います。

 

でも固まっているだけなのになぜそんなに痛いのか?
どうして動けなくなるぐらいになってしまうのか?

 

そのような疑問を抱いてしまいますよね。

「骨に何か起こっているんじゃないか」とか「筋(スジ)が切れちゃってる」とか、激しいことが起きているようにイメージしがちですが実際に起こっていることは筋肉が強く突っ張ってしまっている状態。

 

これがギックリ腰の時に起こっているのです。

 

 

なぜこんなに痛いのか?

ギックリ腰の時の状態は筋肉に強い筋攣縮が起きている事をお伝えしましたが、なぜにそんなに動けなくなる程痛いのか?

 

それは脳が暴走してしまっているからです。

言い方を変えると脳がパニックを起こしてしまっているのです。

 

例えば傷を負うケガをした時は身体を動かすとケガの範囲が広がって出血が増えます。

なので「動くな!」という命令が脳から出ます。

ギックリ腰以外でも強い痛みを感じると身体にギューっと力が入るのは身体を守るためのメカニズムなのです。

 

「身体の防衛反射」とも言います。

 

身体に力が入るということは筋肉が緊張するということです。

筋肉の緊張が高くなると筋肉を包む筋膜や筋肉に無理な力が加わって痛みはさらに増してしまいます。

 

そしてギックリ腰になった「不安」、「恐怖」、「焦り」、「驚き」などの感情が暴走してしまうのです。

 

これが脳のパニックです。

 

必要以上の激痛を、脳が感じてしまっているのです。

「脳のエラー」とも言っていいのかも知れません。

脳がつくり出す痛みには限界がないのです。

 

だからギックリ腰は筋肉が強く固まってつっているだけなのにこんなにも強く痛みを感じてしまってるのです。

 

 

ギックリ腰の原因

「ギックリ腰で起こっていること」
「なぜこんなに痛いのか?」
を解説しましたが、ギックリ腰がなぜ起こるのかを理解しなければ腰の状態を改善するスピードは全然違ってきます。

 

また、ギックリ腰を予防することができなくなってしまいます。

次は「なぜギックリ腰になるのか」そのメカニズムを解説していきます。

 

冒頭にも少し書きましたが、急に痛みに襲われる事がほとんどですが、じわじわとギックリ腰になっていくケースもあります。

腰周辺の筋肉が徐々に固まってきていてそれが何かのきっかけで一気にストレスが加わるとギックリ腰になってしまいます。

これはすでに解説してあります。

 

そこでなぜ腰周辺の筋肉が突っ張って固くなってしまっているのかが大事になってくる重要ポイントです。

 

これが起こる根底にはある筋肉の筋力低下があるのです。

筋力低下と言っても若い人でも年配の人でも筋力低下は引き起こされています。

 

筋力低下と聞くと筋肉が衰えていると捉えがちですが筋肉自体が細々とやせ細っているだけ、ではなくて「筋肉が働くスイッチが入っていない状態」と言ってもいいと思います。

その筋肉がきちんと役割を働かない状態です。

そのような状態だと他の腰の筋肉がその役割を負担することになるのです。

 

本来であれば腰はそんな負担を背負わなくてもいいはずなのですが、一部の筋肉が働かないので一部の筋肉にしわ寄せが来ているのです。

 

ではそのある筋肉とはどの筋肉なのか?

 

それは
腸腰筋(腰の前の筋肉)

多裂筋(腰の後ろの筋肉)
です。

 

腸腰筋は腰椎(背骨の腰あたり)と骨盤を繋いでいる筋肉です。
大腰筋と腸骨筋の事を腸腰筋と呼びます。

多裂筋は腰椎(背骨の腰あたり)にびっしり付いていて、腰の安定に関わる筋肉。

 

腰椎の前側には腸腰筋、後ろ側には多裂筋がついていてこの2つの筋肉がバランスよく働かないと腰が安定しません。
さらにお腹をぐるっと取り巻いている腹横筋がコルセットのように腰の安定性をサポートしています。

 

そしてこれらの筋肉が働いていないことで股関節(脚にも筋肉が繋がっている)が不安定となり、腰椎や仙腸関節周りの筋肉にも大きな負荷がさらにかかってしまい固くなっていくのです。

 

特にお尻の筋肉(臀筋)が固くなってしまうと上半身を支えられなくなり、他の腰の筋肉だけで上体を支えることになってしまうのです。

腸腰筋などの股関節を安定させる筋肉が働いて初めてこの臀筋がしっかりと働いてくれるようになります。

 

よく腰椎ヘルニアとか脊柱管狭窄症が腰痛の原因と言われたりしますが、ヘルニアの場合は椎間板の髄核(クッション)が飛び出したり、脊柱管狭窄症だと椎体部に骨棘(骨にとげ)ができたりしますが、これらは「腰椎を支えている筋が仕事をしていないから」引き起こされるのです。

 

信じられないかもしれませんが、しっかりと筋肉が働いてくれれば腰椎部にストレスがかからず骨や椎間板の変形を未然に防ぐことができるのです。

筋肉がバランスよく働いていればヘルニアもトゲもできづらくなるはずです。

 

中にはヘルニアなのに痛くない人もいるし、手術しなくても筋肉をしっかりと調整することでその痛みは改善されていきます。

 

なのでヘルニアや狭窄症が「原因」ではないのです。
それらは筋肉が引き起こした「結果」なのです。

 

 

なぜ筋肉が働かなくなるのか?

では腸腰筋や多裂筋が働かなくなってしまうようになるのか?

 

それは普段の姿勢や身体の使い方に寄るところが大きいのです。

日常生活や運動で筋肉を使う際にクセのある姿勢、動きや、偏った身体の使い方で使われる筋肉が決まってくるのです。

その逆で、全然使っていない筋肉も当然出てきます。

 

また精神性の由来から筋肉の拘縮を強く起こさせる事も考えられます。

精神的にストレスがかかっている時、不安や精神が安定していない時は肉体には必ず何かしら出てくるものです。

それがどんな症状で出てくるのかは様々ですがギックリ腰になる時もそういった精神性から筋肉の緊張が強くなって脳がパニックを起こしやすくなって強い痛みとして認識してしまう可能性です。

「今の現状から逃げ出したい」というサインからぎっくり腰になって動けない状況を自ら生み出しているのです。

ぎっくりになる事での回避手段という脳の判断なのかも知れません。

 

そして内臓の不調から筋緊張が強くなってしまうケースもあります。

内臓体壁反射と言って胃腸の疲れがあると背部の筋緊張が強く現れます。

そういう状況に陥ってしまうとしっかりと筋肉が使えない状態となり先述したように腰への負担が大きくなってしまうのです。

 

正確に計ったわけではないのですが、ぎっくり腰が一番多いのは秋なのです。

なぜ秋にぎっくり腰が多くなるのかというと夏は暑いので冷たい飲み物、食べ物の摂取が多くなります。

そうすると胃腸が冷やされてしまい、胃腸の機能低下が起こります。そのダメージが秋まで蓄積されるのです。

そこから腰の痛みに繋がってくるケースが多いのです。

こういったことから内臓経由でぎっくり腰に繋がる事も忘れてはいけません。

 

まずは普段の姿勢や動きから腰に負担がかかっている事と、精神的な由来、そして内臓からの由来。

 

未だ完全に解明されてはいませんが、これらが大事な筋肉を使えなくしてしまい、ぎっくり腰になり、強い痛みを引き起こしている原因だと考えます。

ぎっくり腰になるメカニズムはいろいろなことが絡まり合って引き起こされているのです。

 

 

ぎっくり腰を早く治す方法

厄介なぎっくり腰を早く改善させたい。

何しろ腰を動かせないと身体の動きが全然取れなくなってしまいますから。

筋肉が固まっているだけというメカニズムは分かったので、どうしたら早く良くなるのか?

 

 

身体を動かす
寝ていれば1~2週間で痛みが無くなるぎっくり腰ですが、何度もぎっくり腰を経験している人はすでに経験済みだと思いますが、身体を出来るだけ動かすことが一番早く改善します。

安静にしていると筋肉が固まったままです。

 

筋肉は大部分が「動かす」ようにできています。
いろいろな筋肉が共同して関節を動かして体勢を作り、いろいろな動きができるようにしてくれています。

 

安静にすることは筋肉に仕事をさせていない状態です。
筋肉の中にも血管が通っていますが、動かすことで血液の流れを作り出しています。

筋肉を使わないと筋肉に新鮮な酸素や栄養が入って来ないし老廃物を排出できなくなるのです。

そのような状態では緊張を起こしている筋肉の早い回復は見込めません。

 

朝、起きた時、身体が固まっているのは体温の低下もありますが身体を動かしていないからです。

ランニング時でも走り始めは足が痛かったのに走っていくうちに良くなっていくのは筋肉を動かしているからです。

 

筋肉を使って身体を動かした方が緊張の強くなった筋肉は緩んでくれるのです。

と言っても、ぎっくり腰で痛いのに無理して動く必要はありません。

痛くない範囲で出来るだけ動かしましょう。

動かしてみると結構動かせることに気付くはずです。

 

 

深呼吸をする
ぎっくり腰ではその痛みで身体中に力が入り、全身カチカチになっています。

そして、呼吸も浅くなってしまい、特に「ゆっくり吐く呼吸」をしていません。

 

呼吸は自律神経の働きにアプローチできます。

 

自律神経が乱れて交感神経がMAXに働いていると身体は興奮し続けます。
よって筋肉にも非常に力が入りやすい状態なのです。

身体が緊張しているので必要以上に筋肉も固くなってしまうのです。

 

また深呼吸をすると横隔膜に動きが出てきます。
横隔膜は意外と大事な役割を担っています。

横隔膜がしっかり働くと腰や股関節の筋肉が刺激を受け緩みやすくなります。

 

また、呼吸補助筋である肩甲挙筋や斜角筋という首や肩の筋肉の負担も減ります。

 

そしてゆっくりしっかりと吐く時に緊張した筋肉は緩んでくれます。

一見、関係無さそうに思える呼吸ですがなかなか侮れないものなのです。

 

 

痛みから意識を離す
痛みがあると脳はそこに一気に意識を集中させます。
その集中した意識はさらに筋緊張を高めてしまいます。
無意識にチカラが入っている状態です。

 

痛いから仕方ないと言えばそれまでですが、今まで述べてきた通り、「脳のエラーも起きてるし、腰はただ緊張しているだけ」、と考えれば少し気が楽になるはずです。

 

それだけでも不思議と筋緊張が解けてきます。

 

さらに腰から意識を遠ざけるために何かに集中できれば良いです。

何か面白い映像を観て笑うのはすごく気が紛れます。

鎮痛剤が手放せないリウマチ患者におもしろい映像を1時間見てもらい大笑いしただけで全員の痛みが軽くなって、ある人はそれから3週間も鎮痛剤がいらなかったという事例も報告されています。

 

笑うことで脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌されます。
この物質は幸福感をもたらしてモルヒネの数倍の鎮静作用で痛みを軽減します。

ぎっくり腰の事を忘れて大笑いできれば改善も早いと思います。

 

初めてぎっくり腰になられる方は深刻に受け止めてしまう方が多いようなので、上の話も覚えておいてください。

痛みの感じ方が弱くなれば身体を動かすのも容易になっていくと思います。

 

 

固く緊張している筋肉に触れる
手を当てるだけでも筋肉は緩んでくれるのです。

そっと手を当てるだけで不思議と筋緊張がほぐれます。

 

大切な物を扱うように大事に触れてあげます。
手の温もりが感じられれば身体も心も何だか安心して落ち着いてくれます。

 

信頼のある人に触れてもらうのも良いと思います。

無駄な力がすっと抜けていくのを感じられると良いです。

 

小さい頃に良く言われたと思いますがお腹が痛い時に「ちちんぷいぷい、痛いの痛いの飛んで行け」とあの感覚と同じです。

心理的な温かさも筋肉にはとても有効です。

 

 

筋肉を柔らかくする
筋肉を柔らかくする事ができれば改善はものすごく早いです。

というか、これは私たち施術家の仕事でもあります。

 

ほとんどの施術家は筋肉をゆるめる事によって痛みの改善に導いています。

 

腰の痛い部分はもちろん、お尻の筋肉や背中の筋肉、太ももや腸腰筋などの関連した筋肉の緊張も必ず起きています。

手や足をゆるめて腰を良くする施術もあります。

施術自体は本当にいろいろな方法がありますが、そのほとんどは筋肉をゆるめる事に終始していると思います。

特殊なアプローチの施術方法も結局は緊張を起こしている筋肉をゆるめるものです。

 

柔らかくすると言っても腰周りのマッサージは避けた方が良いです。
やるのであれば手や足といった遠いところです。
腰を直接揉むのはかえって痛くなることが多いので注意してください。

 

YouTubeではぎっくり腰に関しての動画がたくさん出てきます。

もうどれをやったら良いのか分からない状態になると思います。

まずはどれでも良いと思います。

大体はどこかを動かして背中であったり骨盤、股関節であったり太ももや手首、足首などもありますがどれも筋肉の緊張を取っていくものなので良さそうな物をチョイスして実行してもいいと思います。

 

 

 

ぎっくり腰でやらなくてもいいこと

腰の緊張が強く起きているぎっくり腰は痛くて何もしたくないと思います。

早く良くなりたくても、やらなくていい事はあります。

それらを以下でご紹介します。

 

 

痛い部位のマッサージをしなくてもいい

マッサージは筋肉をゆるめる代表的なアプローチ方法だと世間では言われていると思いますが私たち施術家でぎっくり腰時の患部マッサージを取り入れているのは少ないと思います。

 

マッサージが決して悪い訳ではないのですが、特に急性期や痛みの強い時は患部のマッサージはしない方がいいです。

 

痛い腰を揉む事は避けてください。

その理由は強い筋緊張が起きている場合、姿勢の支えになっている筋繊維を緩めてしまうと支える筋肉が減り、余計に緊張が強くなることが多いです。

腰はもちろんですが背中や太もも、股関節も痛みがひどい場合はかなりの筋緊張を起こしているので痛い部分のマッサージは避けましょう。

 

痛みがなくなり、予防としてマッサージをする事はいいのですが痛みの強いぎっくり腰の時はおすすめできません。

 

 

 

レントゲンやMRI検査

ぎっくり腰で整形外科でレントゲンやMRI検査をされるパターンは非常に多いです。

 

しかし、骨に異常はなく「骨に異常はありません」「安静にして様子をみましょう」と言われる事がほとんどだと思います。

 

少しヘルニアがあったり分離症だったりと骨に変形が見られてたら、整形外科ではそれがぎっくり腰の原因となります。

それは原因ではないのですがお医者さんにそう言われると説得力が強いので「そうなんだ」と納得し、身体を動かすのが怖くなってしまいます。

 

そう言われた方は安心してください。
それは腰痛の原因ではありません。

 

骨の異常は「結果」にすぎません。

 

ほとんどの痛みを引き起こしているのは「筋肉」なのです。

 

レントゲンでは筋肉が映りません。
なので筋肉が診察結果に出てこないのです。

 

しかしながら、何日も痛みが引かない場合やどうもおかしい様子の腰痛であれば病院を受診した方がいい場合もあります。

重い病気で腰痛が引き起こされている場合もありますのでそれは例外です。

 

 

 

ぎっくり腰はクセになる?

ぎっくり腰になれば「もうこんな経験はしたくない」と誰もが思うことでしょう。

しかしまた繰り返してしまう人が多いのも事実です。

 

なぜ繰り返されるのかと言うと結局は同じ生活習慣が繰り返されているからです。

「ぎっくり腰はクセになる」とも言いますが痛みが良くなっても同じ身体の使い方を繰り返していれば腰にかかる負担も変わらないのも当然です。

 

使えていない筋肉はそのまま、同じ筋肉ばかりを働かせて使っていれば同じ結果が起きるのは必然ですね。

冷たいものや刺激物なども相変わらず食べ続けたりして胃腸に負担をかけ続けるのも同じです。

 

ストレスがかかっている生活をまた同じように繰り返していれば腰の他にもどこかしらに負担はかかっているはずです。

 

そういった生活習慣を変えてもぎっくり腰が続けて起きているのであれば、それはクセになって残っていると言えると思います。

 

全く変わっていない、わけではないのです。

負担のかかる生活習慣を変えれば何かしらの変化は微細な部分で起きています。

どうしても変えられない事もあるかと思いますが、そういう時は働いていない筋肉を働けるようにする事が何よりもお勧めです。

 

働いていない筋肉を働かせれば働きすぎな筋肉の負担が減ります。

そうすると動きが変わり、動きが変われば同じことの繰り返しではなくなるのです。

つらいぎっくり腰にまた襲われないようにしなくてはいけません。

 

 

 

まとめ

・ぎっくり腰のメカニズムはシンプル。
・ポジティブな気持ちになると良い影響がある。
・動くと治りも早い。
・ほとんどが筋肉の問題。
・働かない筋肉があるから硬くなる筋肉が出てくる。

以上を意識していただくことが大事です。

 

痛みが強いぎっくり腰は実は大ごとにはなっていないので落ち着いてゆっくり呼吸からはじめます。

特に吐く方をしっかりと。

リラックスしてからどのように動くか考えてみて下さい。

 

 

症状発症から当院で本来の身体に戻る流れは、

筋肉が働かない

筋肉に負担が増えて硬くなる

限界の筋肉が痛みを出す

当院に通って筋肉が働けるようにアプローチ

本来の身体に戻り、痛みが無くなっていく

になります。 

 

当たり前の事が見過ごされて、症状の改善に直接関係ない部分を盲目的に信頼し過ぎて翻弄されてしまうと治らない道に入り込んでしまいます。

治療では必要な所にフォーカスすると身体がその瞬間からポジティブ方向へ変化します。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

太田市の重症症状専門の整体
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