問題が起こって頭痛になっている
頭痛を起こす前の段階があるので説明していきます。
日常の中に頭痛になる「きっかけ」があります。
頭痛を引き起こすきっかけは次のようなことが考えられます。
・骨格のゆがみ
・筋肉のコリ(疲労)
・筋力が弱い
・眼精疲労
・長時間の同じ姿勢
・運動不足
・天候の悪化
・ストレス
・月経
・更年期障害
・アルコール
・病気(脳腫瘍や脳出血など)
上記のきっかけから、下記の体内での問題が悪化して、頭部の慢性的な血液(体液)不足から頭痛が悪化していきます。
(※すぐに命に関わるような緊急の症状は別です。)
問題① 筋肉が硬くなってオーバーヒート
筋疲労などのきっかけにより、筋肉が一時的に緊張し血行が悪くなります。
筋疲労が続くと筋肉の緊張は続き、更に縮まり硬くなっていきます。
筋肉が硬くなると、その中を通っている血管から酸素や栄養が筋肉に供給されなくなります。
筋肉は働かなければならないのに酸素や栄養が筋肉に供給されずに働き続けることで、筋肉はオーバーヒートを起こします。
更に筋肉が硬くなり、オーバーヒートが繰り返されることで、症状の元は深刻な状況になっていきます。
問題② 頭・首・肩の骨格がゆがむ
頭・首・肩の筋肉が縮まって硬くなることで骨を過度に引っ張り、頭部・首の骨・肩甲骨などの位置が歪みます。
骨格が歪み血液の循環が悪くなったり神経伝達が悪くなります。
頭を支えている筋肉が硬くなって機能不全になることで、心臓方面から頭に血液が送られなくなります。
その結果、頭は血液不足で頭痛を起こします。
血液不足の頭では考え事がまとまらないなど思考の活動が低下します。
問題③ 酸欠状態になる
人間が生きる為に一番必要な要素は酸素です。
脳が酸素を最も必要としていて、筋肉も酸素を必要としています。
血行障害が起こっていると、筋肉に酸素が届かないので筋肉内の酸素濃度が低下します。
その結果、筋肉は本来の筋力が出せなくなったり、血液(体液)の循環を促すこともできなくなります。
酸欠の中で筋肉は無理矢理働き続け、更に筋肉が硬くなっていきます。
慢性な酸欠状況が続くことで、症状の元は深刻な状況になっていきます。
問題④ 気圧の影響
天候によって高気圧や低気圧になります。
晴れの日は高気圧、雨の日は低気圧になります。
低気圧の時に体調が悪くなる人がいます。
雨の日は上昇気流が起きて、地上の空気の圧縮が弱い状態です。
圧縮が弱いということは、空気中の酸素の割合も少なくなり、人が吸い込む酸素量が減り、血中酸素濃度が低下してしまいます。
血中酸素濃度が低下していくと酸欠になります。
酸欠によって頭痛を引き起こすことがあります。
例えば、「高山病で頭が痛くなる」と言いますが、山を登って行くにつれて体内で酸素を消費しながら、しかも標高が高い場所に向かうので、地上よりも気圧の低い環境になります。
そして、生命維持に必要な酸素が体内で減り、心臓がドキドキと血液を流そうと孤軍奮闘しても高山病が発生するのです。
雨の日の頭痛と高山病は原理が同じなのです。
問題⑤ 自律神経が乱れる
自律神経が乱れやすい人は、以下のような特徴を持ちます。
ストレスに弱い:ストレスを感じやすく、ストレスが長期化すると自律神経のバランスを崩すことがあります。
睡眠不足や不規則な生活:十分な睡眠を取らないことや、不規則な生活リズムを送ることが、自律神経のバランスを乱す原因となることがあります。
運動不足:適度な運動は自律神経の調整に役立ちます。運動不足の人は、自律神経の乱れを引き起こすことがあります。
食生活が乱れている:栄養バランスの偏った食生活や、過剰なアルコール摂取などが自律神経の乱れを引き起こすことがあります。
病気や疲労が長期化している:病気や疲労が長期化すると、自律神経のバランスを崩すことがあります。
自律神経が乱れてしまうと内臓などの働きが狂ってしまいホルモン分泌もコントロールできなくなり、体の回復力が落ちてしまいます。
この状態では頭痛以外にも原因不明と言われる様々な症状が起こることがあります。
自律神経が正常に働くには、交感神経と副交感神経の働きをバランスを良くする必要があります。
参考ページ:自律神経
問題⑥ 脳の血管が拡張して血流が乱れる
頭部に慢性的な循環不全があった場合、体は循環を取り戻そうとします。
負担の掛かっている自律神経は誤作動を起こすことがあり、強制的に頭部の血液循環が促進されることもあります。
そして、ズキンズキンと脈動のような痛みを感じます。
問題⑦ 体質に合わないものを摂取
最近は食物アレルギーを持っている人が増えてきました。
食物アレルギーとは言わなくても、ある特定の食べ物や飲み物を摂取することが体質に合わない人もいるかもしれません。
例えばアルコールに弱い方はアルコールを飲むと頭痛になりやすいかもしれません。
また、アルコールの種類によっても体への影響が違うかもしれません。
今までは大丈夫だったとしても過ごしている環境で体質が変わる人もいます。
問題⑧ 悩みがある
日常で大きなアクシデントが続いて起きたり、小さく思えることでも嫌な出来事がずっと続くことで自律神経が負担を受けることがあります。
例えばペットロスだったり、夫婦間の不仲、職場の対人関係などがあります。
どうにもできないことをあれこれ頭でシミュレーションしたところでどうにもできないかもしれません。
なので、嫌なことを避けようとシミュレーションをすればするほど、脳を使い、使い切ってオーバーヒートさせてしまうと脳内が疲労物質で一杯になり頭痛になります。
以上の問題が起こることで、頭痛が発生しているのです。
そして、上記の中の天候の問題以外はケアできます。
頭痛には種類があります
種類① 緊張型頭痛
・頭が締め付けられるように痛む
・頭全体がズーンと重たく感じる
・肩こりに伴って頭痛が出てくる
・頭の両側がキューと痛む
・ストレスを感じると頭痛が起こる
・後頭部のあたりに重たさを感じる
・こめかみのあたりを押さえたくなる
上の項目が緊張型頭痛の方がよく訴える症状です。
緊張型頭痛とは、過度な緊張や組織の硬さが原因となって起きる頭痛の総称です。
例えば、首や肩の筋肉が緊張して起こる場合もあれば、過度なストレスがきっかけとなり頭痛が起こる場合もあります。
症状の出方の特徴としては、頭全体が締め付けられるように痛んだりズーンと重たくなったり、キューッと締め付けられるような感覚を訴える方が多いようです。
デスクワークや長時間の同じ姿勢が続いたり目をよく使う、肩・首の筋肉がこりやすいなどの要素も緊張型頭痛が起こりやすくなります。
種類② 偏頭痛(片頭痛)
・ズキッズキッと頭が痛む
・発作的に頭痛が起こる
・何かあるとすぐに頭が痛くなる
・こめかみから目のあたりに痛みを感じやすい
・天気の悪くなる時に頭痛になりやすい
・頭痛がひどくなると吐き気を伴う
上の項目が偏頭痛の方がよく訴える症状です。
ズキッズキッとした心臓の拍動と連動したような周期の痛みを伴うのが特徴です。
頭痛の発作が起こると、気圧や音、温度、光などに過敏になったり、吐き気を伴うこともあります。
一度頭痛を感じ始めると、その痛みが数時間から数日ほど続き、発生頻度としては、1ヶ月に1回から、1週間に数回感じるような方まで様々です。
体を動かしたりすると痛みが増すことなどから日常生活に大きな支障をきたしてしまうこともあります。
比較的20~40代の若年女性に起こりやすいようです。
生理周期に伴って頭痛を感じるケースが多いです。
なお、緊張型頭痛のある人が偏頭痛を起こすこともあります。
種類③ 群発頭痛
・目の奥が激しく痛む
・何かで突き刺したような痛み
・目をえぐられるような痛み
上の項目が群発頭痛の方がよく訴える症状です。
痛みのあまりもだえる状態になってしまう人もいるほど、強い痛みを伴うことが特徴です。
人によってはその頭の痛みを紛らわせるために、壁に自分の頭を打ち付けてしまう人もいるようです。
痛みは目の周囲から頭部全域に広がることもあります。
また、1日の中でだいたい決まった時間帯に痛みの発作が起きる、という傾向があります。
発作は数分から数時間の発作が数回起こり、それが数日から数ヶ月続くことがあります。
発作が出ると強烈な痛みが襲ってくるため、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
以上が主な頭痛です。
あなたが当院を選ぶ
メリット
メリット1 院長が整体します
院長の坂本安楽が一人で整体院福粋を運営しています。
そして坂本安楽は整体職人です。
スタッフさんを雇えば多くの患者様に福粋式整体を提供できると思いますが、整体は感覚が大部分で体に触れたニュアンスを他者に伝えるのは至難の業です。
感覚の部分を取ってしまうと融通の利かないマニュアルの整体になってしまいます。
院長が思い描く100%の『本当にいい整体』を患者様に提供するには院長の手を通すしか今の所方法がありません。
メリット2 説明と同意を徹底します
当院では整体を受けられる方に現在の体の状態、整体の方向性を説明しております。
その際、整体を受けられる方が同意をされているか必ず確認しております。
どんなに良いことであっても、強制すると害になると考えているからです。
メリット3 不調の種にアプローチ
初回に、坂本安楽が問診と検査を行うことにより、
「なぜ今まで改善しなかったのか?」
「どうしたらその症状が改善するのか?」
を知ることができます。
基本的には、身体的・心理的負荷の高い生活を続けることで、簡単に不調の種が体の中に出来てしまいます。
不調の種が大きくなると症状が重く激しく出る事が多いです。
当院では問診・検査、そして整体の手技で不調の種を取っていきます。
もっと詳しく:不調の種が出来る背景
メリット4 体に負担を掛けない整体
体に不調が出るのは、不調の種があり負担が蓄積しているからです。
そのような弱っている体に、更に負担を掛けるような整体はいたしません。
実際に不調の種をブチっと体からもぎ取る訳ではありません。
不調の種というのは「負のループ」の比喩で、負のループを解く意識で体に語り掛けるように行うのがいい整体だと思っています。
整体は適切な刺激、最短の時間で、体に負担をかけないで終わるようにしています。
メリット5 再発しづらくなる
不調の種にアプローチすることで症状が変化するだけでなく、症状が出づらくなります。
体を健全に保つうえで意識したほうがいいことや、行っておいたほうがいいことなどをお伝えします。
メリット6 日常の問題点をあぶり出す
不調になる1つの問題として、日常的に『気付かず』に体に良くないことを行っていたり、『よかれと思って』間違ったことが行われている可能性があります。
当院に通っていただいている間に、患者様の日常にある問題点をあぶり出していきます。
メリット7 体の癖がわかる
「無くて七癖」ということわざがあるように、癖がないように見える人でも何かしらの癖があり、体にも癖があります。
歩き姿を見るだけでもその人独特の歩き方をしています。
そして「癖がある」ということは「欠点がある」ことも表します。
その欠いた分を体は別の独自の方法で埋めます。
これがポジティブに働けば健康的ですが、ネガティブに働くと体の負担は蓄積していきます。
当院の検査を受けることで、早期に体の癖を知ることができ、あなたの体は変わる準備を始めます。
LINE VOOMで
院長の健康情報を配信中
24時間ご予約&ご相談無料