肋間神経痛の改善

病院で肋間神経痛と言われて困っていた人々の痛みを改善してきた院長が肋間神経痛について解説いたします。

このような症状はありませんか?

肋間神経痛と呼ばれる症状があります。

 

痛みは肋骨の周辺で突然発生し、胸や背中に広がることがあります。

また、呼吸時体勢の変化で痛みが増すこともあります。

 

肋間神経痛以外の疾患でも似たような症状が出る場合があります。

発症しやすい人

痩せている女性、スポーツ選手、胸や背中など手術したことがある人、帯状疱疹の人などが肋間神経痛を発症しやすいです。

 

痩せている女性は締め付ける下着を日常的に着けている人。

スポーツ選手は胸や背中を大きく動かしたり、腕を思い切り振るスポーツをしている選手などです。

病院での検査

胸が痛かったり内臓に近い部分が痛みを出していると「内臓が悪いのでは?」と不安になると思います。

 

「肋間神経痛のような痛みだから肋間神経痛と決めつけることはできない。」とお考えの方はまず病院で検査を受けることをお勧めします。

 

病院の検査で「異常が見つからない」場合に当院などの整体を受けることを検討してはいかがでしょうか?

 

まず「命を失うような病気ではない」と知っていれば幾分か不安が減るかもしれません。

胸郭と呼吸

肋間神経が伸びているのは、呼吸に関わる胸郭です。

息を吸う時に肋間筋(外肋間筋)という筋肉が肋骨を広げて、みぞおちにある横隔膜が下に縮み胸郭が大きくなることで肺が大きく膨らみます。

 

息を吐く時に肋間筋(内肋間筋)が肋骨を縮ませ、横隔膜は弛んで上に膨らみ、胸郭が小さくなることで肺が萎みます。

 

この呼吸に密接に関わっているのが肋骨と肋骨の間にある肋間筋という筋肉です。

老齢になると肺の弾力性や肋骨の動き、軟骨が硬くなることで、呼吸しづらくなったり浅くなりやすいです。

呼吸のしづらさは嚥下障害にも関わっているかもしれません。

肋間神経痛とは

(上の絵の赤い線が肋間神経です。)

肋骨に沿って伸びている神経を肋間神経と呼びます。

この肋間神経が痛むような症状を肋間神経痛といいます。

肋間神経痛が発症する理由

神経は圧迫されても痛みを感じることありません。

痛み物質が神経を刺激する電気信号を脳に伝達することで痛みを感じることを念頭に置いてこの下を読んでください。

肋間筋からの痛み

肋間神経周辺の筋肉が硬くなることで肋間神経痛は発症すると考えられます。

肋間筋が硬くなる

肋間神経は肋骨の下裏に隠れるように伸びていて血管も近くを通っています。

 

肋骨を動かしたり支えたりする肋間筋(外肋間筋と内肋間筋)が外と内から肋間神経と血管をサンドイッチするように付いています。

負担から筋肉が硬くなる

胸郭への負担や衝撃、傷などで肋間筋が硬く縮まっていくことで近くの血管を圧迫し血行不良になります。

 

血行不良によって筋肉に酸素が届かないと、その筋肉に痛み物質や炎症物質が発生してしまいます。

それを肋間神経が刺激を受けて痛みます。

息が吐きづらくなる

胸郭の肋間筋は外と内にあります。

外側に位置するのが外肋間筋で、内側に位置するのが内肋間筋です。

そして肋骨の下裏にある血管を圧迫しやすいのは位置的に内肋間筋と考えられ、息を吐く時に働く肋間筋です。

 

なので、肋間神経痛を発症している人は息を吐きづらくなっている可能性があります。

肋間神経痛を改善するには

肋間筋が硬く縮まっている状態では血行不良が起こり痛みが出ています。

なので肋間筋を弛めることで血行が改善して、痛み物質が流れて痛みは無くなっていきます。

セルフケア

セルフケアとしてスポーツ選手なら痛みが治まるまで休息することが大切です。

あまり運動などしない生活をしている方なら胸や肩、背中などの軽いストレッチで血行を促すと効果があるかもしれません。

当院の整体がお役に立てます

硬く縮まった筋肉はどんな部位であれ、機能を果たさなくなってしまいます。

 

当院の整体によって、筋肉を弛めることで血行改善を行うことが可能です。

 

当院は肋間筋の周辺を触らずに弛める整体技術で肋間神経痛を解決いたします。

 

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