血圧が高いことを心配している方へ
血圧を下げる必要はない
血液は人間の健康と生命にとって大事な要素です。
そして、血液が身体の中をよどみなく巡っている状態がベストです。
若い頃のように健康を維持するには〝その人にとって〟の適正な血圧がいいのです。
血圧が安定して健康になるにはまず朝に短時間でいいので緩やかに深呼吸をしながら軽くストレッチなどをして身体の中の血液循環を高めることがお勧めです。
血液の中には酸素と栄養が含まれています。
人間は口と鼻から吸った空気から酸素を、口から飲食したものから栄養を血液の中に取り込みます。
身体が動くにはエネルギーである酸素と栄養が必要です。
なので、エネルギーである酸素と栄養が身体の各組織に届かなければなりません。
酸素と栄養を届ける入れ物が血液です。
例えていうと、事故で身体から血液が多く流れ出してしまえば死んでしまいますね。
血液が足りなければ死ぬということです。
身体を円滑に動かすにも生命を維持するにも重要な役割を担っている血液は、液体だからこそ酸素と栄養を身体の隅々まで流し役割をこなせているのです。
細胞にエネルギーが届く
人間の身体を構成しているのは細胞たちです。
細胞が無数に集まって、骨や肉や皮膚を形どっていますね。
そして人間が形作られます。
人間はもとにある細胞が存在するだけでなく、細胞が働いてくれないと人間は活動できませんし朽ち果ててしまいます。
細胞はエネルギーである酸素と栄養を必要として働いています。
細胞が機能しない状態は病気や死の状態で、細胞が機能する状態は健康な状態です。
なので、健康な状態とは酸素と栄養を含んだ血液が全身をよどみなく流れている状態なのです。
血液の流れの勢いが強いということは、血管の中を流れている血液が勢いが強いということです。
勢いが強いということは圧が強いということです。
ですので、血圧が高いということは悪いことではないと思いますがいかがでしょうか?
「血圧は本当に低ければいいことなのか?」とご自分で考えることで血圧の真実に気付くかもしれません。
血液サラサラの方法
血圧が高いままで問題ないとしても、血液が負担無く流れる方が健康にいいのです。
ですが、血液サラサラの薬を飲めばいいわけではありません。
自然に血液がサラサラと流れるようにするのがベストです。
あなたがずっと健康状態でいたいのでしたら、血管が詰まらないように血管のケアの為に食べ物を選ぶのもそうですし、筋肉が凝り固まって筋肉の中を通っている血管がギューッと押しつぶされないように筋肉のケアの為にストレスを溜めないこと・ストレッチ・整体をするのもそうです。
流れやすい血液というのは余分な物を含んでいない状態です。
一定量の血液の中にごちゃごちゃといらない物が沢山入り込んでいたらドロドロになります。
ドロドロの原因として食べ物や飲み物が挙げられます。
よく耳にすると思いますが具体的なサラサラな血液にする方法は、
・お水(白湯)を1日1リットル以上飲む。
・お菓子を減らす。
・農薬の付着した野菜を減らす。
・人工の添加物を減らす。
・1日の中の食事回数を1回減らす。
・食事では沢山食べ過ぎないようにする。
やり方は体質に合わせる必要がありますが、腸を介して余分な栄養や化学薬品や残留農薬など毒素が血液の中に入らないようにします。
食べる量を減らすことで内臓の負担も減ります。
血液サラサラになる方法を実践すると血管壁が病的に厚くならずに済んだり、動脈硬化になりづらかったり、血液が不必要な物を細胞に運ばなくなるのです。
参考動画:血圧を下げすぎない
血圧が安定する心理状態
心理状態というのも自律神経と繋がっているので身体に作用することが多いので、いつも心地よく過ごすことで血液の流れが良くなっていきます。
リラックスすると筋肉が弛むので、血管も弛んで広がれば血液が流れる圧が減るので血圧が下がります。
また、酸素も非常に重要なのでいつも呼吸をゆったり大きくを意識して酸素をたくさん取り入れているイメージをすることもいいのです。
鼻と口から入った酸素が肺を介して血液に取り込まれれば、血流に乗った酸素がたくさん細胞に届くだけでなく血液の潜在エネルギー(パワー)を高めます。
そして、エネルギーの高く流れやすくなった血液を各細胞にたくさん届けるには、いつも気分良く過ごすことです。
気分良く過ごすことで自律神経の負担が減り、全身の機能が円滑に働きやすくなるからです。
例えば、仕事にネガティブに追い込まれている生活をしていると当然ですが調子を崩していきます。
解剖学者の養老孟司さんのインタビューの一部を下に引用します。
現代の血圧検査では、まずはたくさんの人の血圧を測定して統計を取り、正常値と異常値(高血圧、低血圧)の範囲を決めて、被検者の血圧が正常の範囲にあるのか異常の範囲にあるのかを判定します。
統計に使う測定データの人数が十分に多ければ、血圧の分布はベルカーブ(正規分布)を描きます。ちょうど、教会の鐘(ベル)のような形になるわけです。
そして、このベルカーブのうち、最も人数の多い中央値(ベルの中心)から左右両方にそれていって、95%までに入る範囲を「正常値」とし、そこから先の2.5%+2.5%=5%を「異常値」としています。
血圧の測定では最高血圧と最低血圧の両方を測りますが、最高血圧で言えば、高いほうの異常値は140以上、低いほうの異常値は100以下。
つまり140を超えれば高血圧、100を下回れば低血圧と判定されるのです。いずれも、「全体の中では大きく外れていますよ、だから異常ですよ」ということを意味しています。
では、東大理三はどうなのかといったら、偏差値は80を超えており、合格者数は100人ぐらいしかいない。つまり、ベルカーブでいえば最も右の端に位置しているわけで、血圧測定に倣っていえば、完全なる異常値です。
ところがどういうわけでしょうか、頭の評価に関しては「全体の人数の中で大きく外れている方がよい」ということになっている。体の評価では異常とされることが、頭の評価だと正常どころか、むしろよいことだとされているのです。
僕の常識に照らしたら、人間そんなもんじゃないだろうと。頭の評価と体の評価が異なるなんていうことは、普通に考えればまったくおかしなことです。
頭に関してだって、ベルカーブの右端は、当然、異常なはずです。異常で病気だから、東大理三(医学部)に入るんでしょうと。
だけど、現代の日本では体よりも頭のほうが偏重されているから、東大理三は素晴らしいということになってしまう。日本社会にはこうした、おかしなダブルスタンダードがいくつも存在しています。
不自然に血圧を下げることは自然ではない
なかなか血圧を下げる薬を飲んでいる方に面と向かって言えないので、ここに書きます。
私の記事を信じても信じなくてもどちらでもいいです。
ただ、私は整体師としてたくさんの患者様のお身体をみて思っているだけです。
私に関係した方には幸せになっていただきたいと思っていて、幸せ=健康 でもあるので真実の健康情報を書くわけです。
血圧をすぐに下げなければ生命に関わる方以外にお伝えします。
お医者さんの所で身体を検査して、血圧の上の数値が140を超えていると血圧を下げる薬を飲むように勧められることがあると思います。
上でも書きましたが、人間の身体は機械ではなく肉体ですから常に変動変化しているのです。
140という数字を目安にするならいいと思いますが、数字にこだわるのは避けた方がいいと思います。
人間は静止している時よりも動いている方が血圧が高くなります。
感情面では怒ったり興奮したりすれば、血圧が高くなります。
それは、人が“血圧を高くする必要があって高くしている”のだと思われます。
自分で「血圧を高くしよう」としているわけでなく、勝手に高くなるわけですよね。
身体が高度で精密な判断を下して自分を安全な状態に導いているのです。
たくさんの人を見て、私はそう思うのです。
ですから、その「一時的に血圧を高くしよう」としている身体の意図を尊重せずに強制的に血圧を下げるのは自分の身体に対して暴力的だと思うのです。
ご自分に対して無理を続ける必要はないと思うのです。
まとめ
血液は人間の健康と生命にとって大事な要素で、血液が身体の中をよどみなく巡っている状態がベストです。
若い頃のように健康を維持するには〝その人にとって〟の適正な血圧がよく、血圧が安定して健康になるにはまず朝に短時間でいいので緩やかに深呼吸をしながら軽くストレッチなどをして身体の中の血液循環を高めることがお勧めです。
最後まで目を通していただきありがとうございます。
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