無理に身体を変えると、なぜ不調が戻りやすくなるのか?
整体やマッサージを受けたあと、
「その場では楽になった」
「動きやすくなった」
「痛みが軽くなった」
そう感じたのに、しばらくするとまた元に戻ってしまう。

そんな経験はありませんか?
一時的に変化が出ること自体は、悪いことではありません。
ただし、身体がその変化を受け取る準備ができていないまま、
無理に大きく変えようとすると、あとから反動のようなものが出ることがあります。
福粋では、強く押したり、無理に矯正したりして、
身体を力づくで変えることは大切にしていません。
その理由について、できるだけ分かりやすくお伝えします。
その場で楽になったのに、また戻ってしまう理由
強く押したり、無理に伸ばしたり、急に動きを変えたりすると、
その場では身体が変わったように感じることがあります。
筋肉が一時的にゆるんだり、痛みの感覚が変わったり、
動きが軽くなったように感じることもあります。
ですが、その変化が身体にとって急すぎる場合、
あとから元に戻ろうとする働きが起こることがあります。
身体には、今の状態を保とうとする働きがあります。
長い間、不調が続いていた身体は、
たとえそれがつらい状態であっても、
その状態を「いつもの状態」として覚えていることがあります。
そのため、一気に変えようとすると、
身体がその変化に追いつかず、元に戻ろうとすることがあるのです。
身体全体が、まだ変化に追いついていないことがある
例えば、腰の痛みを消すことだけを目的にして、
その場では腰が楽になったとします。
すると、一見うまくいったように感じます。
ですが、そのあとに、
「今度は太ももが痛くなった」
「腰は楽だけど、別の場所が気になる」
「数日後にまた戻ってきた」
ということが起こる場合があります。

これは、腰だけの問題ではなく、
身体全体のバランスがまだその変化に追いついていないことがあるからです。
身体は、部分だけで動いているわけではありません。
腰、股関節、脚、背中、呼吸、姿勢、気持ちの緊張。
いろいろなものがつながっています。
そのため、ひとつの痛みだけを無理に消そうとすると、
身体全体の流れがまだ整っていないまま、別の場所に負担が出ることがあります。
これは、身体が悪いわけでも、気のせいでもありません。
身体が変化に慣れていくには、段階が必要なことがあるのです。
強い刺激は、身体を守らせてしまうことがある
力づくで筋肉を押すと、
押された筋肉が一時的にやわらかくなることがあります。
けれど、それは本当に身体が安心してゆるんだのでしょうか。
強すぎる刺激を受けると、身体はそれを危険な刺激として受け取ることがあります。
すると、筋肉はゆるむどころか、
あとから身を守るために硬くなることがあります。
強く押された部分に炎症のような反応が起こったり、
だるさや痛みが出たりすることもあります。
その場では「効いた」と感じても、
身体の奥では守る反応が起きている場合があるのです。
だからこそ、施術で大切なのは、
どれだけ強く変えられるかではなく、身体が受け取れる変化かどうか
だと考えています。
身体は「納得」ではなく「安心」で変わる
身体は、無理やり変えられるよりも、
安心して変化できる時の方が、自然に整っていきやすいものです。
「早く痛みを消したい」
「この不調をなくしたい」
「とにかく今すぐ変わりたい」
そう思うのは自然なことです。
つらい状態が続いていれば、早く楽になりたいと思うのは当然です。
ただ、その気持ちが強すぎると、
身体を急がせてしまうことがあります。
身体は、頭で思っているほど急には変われないことがあります。
だからこそ、福粋では、
身体の反応を見ながら、無理のない範囲で整えていきます。
身体が安心して受け取れる変化であれば、
その変化は少しずつ馴染んでいきます。
そして、無理に戻そうとする反応も起こりにくくなります。
痛みを敵にし続けると、身体は緊張しやすい
痛みがあると、どうしてもその痛みを敵のように感じてしまいます。
「早く消したい」
「もう感じたくない」
「こんな痛みはいらない」
そう感じることもあると思います。
ですが、痛みは身体からの反応でもあります。
何かを知らせようとしている場合もあります。
もちろん、痛みを我慢すればいいという意味ではありません。
ただ、痛みを力づくで封じ込める方向だけになると、
身体はさらに緊張しやすくなることがあります。
痛みを消すことだけを目的にするのではなく、
今の身体がどうなっているのかを丁寧に見ていく。
その方が、結果的に回復の流れに入りやすいことがあります。
本当に必要なのは、身体が変化を受け取れること
身体が変わるには、強い刺激が必要とは限りません。
むしろ、強く変えようとしないことで、
身体が自然に反応し始めることがあります。

大切なのは、
・身体が安心していること
・変化に無理がないこと
・その場だけでなく、あとから馴染んでいくこと
・身体全体の流れが整いやすくなること
です。
一気に変えるよりも、
身体が受け取れる範囲で整えていく。
その積み重ねによって、
「戻りにくい変化」が育っていくことがあります。
福粋で大切にしていること
福粋では、強く押したり、無理に矯正したりするのではなく、
今の身体の反応を見ながら整えていきます。
その場で大きく変えることよりも、
身体が安心して回復に向かえる状態を大切にしています。
無理に身体を変えるのではなく、
身体が自分で整いやすくなる方向へ。
それが、福粋が大切にしている整体です。
強く押しても、すぐ戻ってしまう方へ
その場では楽になるのに、また同じ不調を繰り返す。
そんな時は、身体が変化を受け取れる状態になっていないのかもしれません。
無理に来院を決めなくても大丈夫です。
今の身体の状態をLINEでお聞かせください。
