外反母趾の対策と考え方

外反母趾の図

足の親指の付け根が痛い。

親指が少しずつ内側に曲がってきている気がする。

靴によって足が当たりやすく、長く歩くと疲れやすい。

そのような変化がある場合、外反母趾が少しずつ進んでいるのかもしれません。

今回は、外反母趾について分かりやすく書いていきます。

外反母趾は早めに気付くことが大切です

外反母趾は、急に大きく変形するというよりも、少しずつ足の使い方や負担の積み重ねによって進んでいくことが多いです。

そのため、痛みが強くなる前の小さな違和感に気付けるかどうかが大切になります。

・足の親指の付け根に違和感がある

・親指が以前より内側に曲がってきている

・長時間歩いた時に親指や足の指が痛くなる

・靴によって痛みや疲れやすさが変わる

こうした変化は、長く身体を使っていく上でとても大切なサインです。

「まだ我慢できるから大丈夫」と見過ごしていると、年々悪化してしまうことがあります。

自分の体を守るという視点

長い人生、自分の体を守っていくためには、次のような視点が大切だと考えています。

・体の感覚センサーを磨き高めること

・体に関連する価値ある知識を学び、そして実践すること

・自分の体を客観的に見る、もしくは見てくれる人を見つけること

健康診断のように数値で知ることも大切ですが、ご自分の体を感覚でいいので「今どうなっているのか?」と見ていくことも大切です。

外反母趾のように少しずつ変化していくものほど、早く気付けるほど対策しやすくなります。

変化を記録してみる

外反母趾は、毎日見ていると変化に気付きにくいことがあります。

そのような時は、現時点の足の状態を写真に残しておくのもおすすめです。

写真に残してみる

床に立った状態で、ご自分の足を写真で1枚撮ってみます。

毎月1回でも撮影しておくと、以前との違いを確認しやすくなります。

そうすることで、改善のヒントや今の足の弱点に気付くことがあります。

外反母趾が進んでいくと

外反母趾の進行の図

外反母趾が進行していくと、次のような症状や影響が出ることがあります。

腫れや炎症

親指の付け根の関節周辺が炎症を起こし、腫れが出ることがあります。

炎症が強くなると、痛みも増しやすくなります。

歩く時の痛み

親指の付け根や足の前側に痛みが出て、歩行や運動がつらくなることがあります。

関節の変形

親指の付け根の関節が大きく曲がり、隣の指に食い込むようになることがあります。

見た目の変化だけでなく、足の機能にも影響が出やすくなります。

靴が合いにくくなる

足幅が広がったり、出っ張った部分が当たりやすくなったりして、履ける靴が限られてくることがあります。

見た目が気になってしまう

痛みだけでなく、親指の変形した見た目が気になりやすくなる方もいます。

他人はそれほど見ていなくても、自分では気になってしまうものです。

 

外反母趾の方の中には、
かかとや足裏の痛みが出てくる方もいます

▶ 足底筋膜炎についてはこちら

 

もし今の状態が気になる場合は、
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なぜ外反母趾になるのか

外反母趾は、親指だけの問題ではなく、体全体の使い方や足のバランスの崩れが関わっていることがあります。

長い間、足に偏った負担が掛かり続けることで、親指の付け根に無理が集まりやすくなります。

「親指だけの問題じゃない気がする…」
そう感じている方へ

▶ 不調が繰り返される原因はこちら

※読むだけでも大丈夫です

靴の影響

足に合わない靴を履き続けると、外反母趾を悪化させる一因になることがあります。

靴選びだけで根本的な改善が決まるわけではありませんが、親指の付け根が弱くなっている方にとって、靴の影響は小さくありません。

・足の動きをなるべく邪魔しない靴

・中敷きやソールがなるべくフラットな靴

・生地が薄く、柔らかく、軽い靴

このような靴に替えると、今まで履いていた靴がどれだけ足を疲れさせていたか気付くこともあります。

足のバランスの崩れ

外反母趾の方の足を確認すると、真っすぐ立った状態で土踏まずを押しつぶすような足の傾きが起きて、地面に着いていない指があったりします。

足の着地の傾きの図

足裏が硬くなっている部分があったり、力の弱い指が見つかることがあります。

こうした状態は、長い間、歩き方の癖や体のバランスの崩れが続いていた可能性を示しています。

外反母趾の方によく見られる傾向

下半身の弱くなっている部分を示す図

外反母趾の方では、下半身の内側が弱くなっていることがあります。

例えば、内股の筋肉、すねの内側の筋肉、土踏まずの筋肉、足の親指の力が弱くなっている方がいます。

こうしたアンバランスが続くと、足だけでなく膝や骨盤にも負担が広がっていくことがあります。

内反小趾になる方もいます

内反小趾のイメージ図

足のバランスが悪いことで、外反母趾だけでなく内反小趾になる方もいます。

内反小趾は小指が内側に曲がる状態で、靴に当たりやすくなったり、足幅が広がって靴選びが難しくなることがあります。

外反母趾と内反小趾が同時に起こっている方もいます。

 

ここまで読んで、
「自分の足も当てはまるかもしれない」
そう感じた方へ

「今のうちに見ておいた方がいいのか」
「悪化を防ぐにはどう見ていけばいいのか」
迷っている方は、今の状態をLINEでそのままご相談ください。

▶ 外反母趾の今の状態をLINEで相談する

※相談だけでも大丈夫です

回復へつなげるには

外反母趾を回復へつなげるには、痛い場所だけを見るのではなく、足が働きやすい状態へ整えていくことが大切です。

・足に合わない靴を見直す

・足裏や足指の状態を観察する

・足の指が使えるようにしていく

・歩き方や身体全体のバランスも見直す

外反母趾は、親指だけを無理に戻そうとしても変わりにくいことがあります。

足全体の機能が戻りやすい状態へ整えていくことが大切です。

足指のトレーニング

足の健康には、足の指のトレーニングがおすすめです。

トレーニングと言っても、強い運動というより体操のようなものです。

外反母趾や内反小趾の対策としても役立つことがあります。

タオルつかみトレーニングをしている写真

タオルつかみトレーニングです。

写真のように、片方ずつ足の指を使ってタオルを引き寄せるように掴みます。

初めての場合は、
「タオルを掴む → 放す」を10回行います。

その日はそれで十分です。

1週間続けられたら、次の週は10回を2セットに増やしてみてください。

足指をパーにしているイラスト

行う前に、どの指が使いにくいかを確認しながらやると、自分の足の状態が分かりやすくなります。

力を入れようとしても入りにくい指がある場合は、その指のリハビリのつもりで少しずつ行ってみてください。

トレーニングの後に歩いてみる

足指のトレーニングの後に少し歩いてみると、今までとの違いを感じる方もいます。

普段あまり意識していなかった足指を使うことで、歩く時の感覚が変わることがあります。

リラックスイメージ図

当院の整体

当院では、外反母趾を親指だけの問題として見るのではなく、足の使い方や身体全体のバランスも含めて確認していきます。

強く矯正したり、無理に変えようとする整体ではありません。

身体が本来持っている回復力が働き、
自然に変わっていく整体です。

 

「今のうちに悪化を防ぎたい」
「親指だけでなく、歩き方や足全体も気になる」
そのような方は、一度落ち着いて身体の状態を見直してみるのもよいと思います。

足の痛み全体について見たい方へ

外反母趾だけでなく、足底筋膜炎、シンスプリント、足のしびれなど、足の不調はつながっていることがあります。

足の痛み全体の考え方については、こちらのページでもまとめています。

足の不調は、1つだけでなく
いくつかが重なっていることもあります

▶ 足の痛み・しびれ・違和感をまとめて見る

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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