問題があって頭痛を起こす

頭痛のきっかけ

頭痛の問題を起こす前に「きっかけ」の段階があるので説明していきます。

きっかけ① 筋肉がオーバーヒート

筋肉が緊張すると血行が悪くなり硬くなります。

筋肉のコリと呼ばれることもあります。

 

筋肉の内部では老廃物や疲労物質が溜まっていることで、筋繊維が縮まって硬くなります。

筋肉は伸縮できる状態が力を発揮することができるので、筋肉が硬いと縮まっているので伸びることができず筋力が低下します。

 

筋肉のオーバーヒートに関係する症状と頭痛が併発することもあります。

 

運動不足

運動不足では神経と筋肉の繋がりが薄くなったり、運動時の筋肉内の反応や循環が上手くいかないことで筋肉の本来の運動能力が発揮されません。

 

眼精疲労

運動不足とは逆に目や脳を使い過ぎることで、関係する筋肉の疲労回復の限界を越えて老廃物が増えていき筋肉が硬くなります。

 

生理

腰などの筋肉が硬くなっている女性は生理が上手くいきません。

例えば腰周りの筋肉が縮まって硬くなっている状況で、更に内臓(子宮)を活発に働かせなければならないので相当なエネルギーを使います。

 

世の中の全ての女性の子宮が機能しなくなったら人類は存続できなくなることが分かるように人類にとって最重要な人体の部位になります。

活発に子宮が働く為に沢山の血液を使います。

 

更年期障害

女性には子宮の働きを終える時期(更年期)があります。

 

体の中では折り合いを付けながら子宮の活動の終息をしていくのですが、そのバランスを取っていく時期に関係する腰などの筋肉が硬いことで更年期障害を起こします。

 

筋肉が硬いと血行不良が起こり神経伝達が十分にされなかったり、血行が悪いことで体の様々なバランスを取る為の組織が働けない状態が起こることで体の不調和を感じます。

 

血行不良

筋肉が硬くなると、その中を通っている血管が潰されて血液によって酸素や栄養が筋肉に供給されなくなります。

 

筋細胞は働かなければならないのに酸素や栄養が細胞に供給されずに働き続けることで、筋肉はオーバーヒートを起こします。

更に筋肉が硬くなりオーバーヒートが繰り返されることで、骨のように筋肉は硬くなってしまいます。

 


きっかけ② 頭・首・肩の骨格がゆがむ

頭・首・肩の筋肉が縮まって硬くなることで過度に頭部・首の骨・肩甲骨を引っ張り位置が歪みます。

 

骨格が歪み血液の循環が悪くなったり神経伝達が悪くなります。

 

頭を支えている首や肩の筋肉が硬くなって機能不全になることで、心臓から頭に血液が送られなくなります。

 

その結果、頭は血液循環不足で頭痛を起こします。

血液循環が悪い頭では考え事がまとまらないなど思考の活動が低下します。


きっかけ③ 酸欠状態になる

人間が生きる為に一番必要な要素は酸素です。

脳が酸素を最も必要としていて、筋肉も酸素を必要としています。

酸素を取り入れているのが肺という臓器です。

 

血行不良が起こっていると、筋肉に酸素が届かないので筋肉内の酸素濃度が低下します。

その結果、筋肉は本来の力が出せなくなります。

それでも酸欠の中で筋肉は無理矢理働き続け、更に筋肉が硬くなっていきます。

 

呼吸ですが肋間筋と横隔膜が主となって肺が動かされて呼吸します。

肺は自ら動けません。

肋骨の間に付いている肋間筋が胸郭を動かし(胸式呼吸)、みぞおちにある横隔膜がふいご(腹式呼吸)のようになって肺も一緒に動くことができます。

肋間筋と横隔膜が硬く血行が悪いと、肺の働きも悪くなります。


きっかけ④ 天候の影響

天候によって高気圧や低気圧になります。

晴れの日は高気圧、雨の日は低気圧になります。

 

低気圧の時に体調が悪くなる人がいます。

 

雨の日は上昇気流が起きて、地上の空気の圧縮が弱い状態です。

圧縮が弱いということは、空気中の酸素の割合も少なくなり、人が吸い込む酸素量が減り、血中酸素濃度が低下してしまいます。

 

血中酸素濃度が低下していくと酸欠になります。

酸欠によって頭痛を引き起こすことがあります。

 

例えば、「高山病で頭が痛くなる」と言いますが、山を登って行くにつれて体内で酸素を消費しながら、しかも標高が高い場所に向かうので、地上よりも気圧の低い環境になります。

そして、生命維持に必要な酸素が体内で減り、心臓がドキドキと血液を流そうと孤軍奮闘しても高山病が発生するのです。

 

雨の日の頭痛と高山病は原理が同じと考えています。


きっかけ⑤ 脳の血管が拡張して血流が乱れる

頭部に慢性的な循環不全があった場合、体は循環を取り戻そうとします。

 

負担の掛かっている自律神経は誤作動を起こすことがあり、強制的に頭部の血液循環が促進されることもあります。

そして、ズキンズキンと脈動のような痛みを感じます。


きっかけ⑥ 体質に合わないものを摂取

最近は食物アレルギーを持っている人が増えてきました。

 

食物アレルギーとは言わなくても、ある特定の食べ物や飲み物を摂取することが体質に合わない人もいるかもしれません。

 

例えばアルコールに弱い方はアルコールを飲むと頭痛になりやすいかもしれません。

また、アルコールの種類によっても体への影響が違うかもしれません。

 

今までは大丈夫だったとしても過ごしている環境で体質が変わる人もいます。


きっかけ⑦ 悩みがある

日常で大きなアクシデントが続いて起きたり、小さく思えることでも嫌な出来事がずっと続くことで自律神経が負担を受けることがあります。

例えばペットロスだったり、夫婦間の不仲、職場の対人関係などがあります。

 

どうにもできないことをあれこれ頭でシミュレーションしたところでどうにもできないかもしれません。

 

なので、嫌なことを避けようとシミュレーションをすればするほど、脳を使い、使い切ってオーバーヒートさせてしまうと脳内が疲労物質で一杯になり頭痛になります。


きっかけ⑧ 自律神経の誤作動

通常であれば自律神経が神経の繋がりで体の働きをスムースにバランス良くコントロールしてくれています。

自律神経の誤作動を起こしやすい人は、以下のような特徴を持ちます。

 

ストレスの長期化

ストレスを長期間感じていると自律神経の働きのバランスを崩すことがあります。

 

睡眠不足や不規則な生活

十分な睡眠を取らないことや、不規則な生活リズム、仕事のし過ぎなどで、自律神経のバランスを崩すことがあります。

 

病気や疲労が長期化している

病気や疲労が長期化すると、自律神経のバランスを崩すことがあります。

 

自律神経の働きがバランスを崩すのがマズい理由は、内臓などの働きが狂ってしまいホルモン分泌もコントロールできなくなり、体の回復力が落ちることです。

 

回復力が落ちることで頭痛以外にも原因不明と言われる様々な症状が起こることがあります。

 

自律神経が正常に働くには、心を癒やすことが一番の近道になります。

 

参考ページ:自律神経

 


 

以上のきっかけから体内に問題が起こり頭痛が発生します。

 

当院の整体で改善できる頭痛

頭痛女性

種類① 群発頭痛

・目の奥が激しく痛む

・何かで突き刺したような痛み

・目をえぐられるような痛み

 

上の項目が群発頭痛の方がよく訴える症状です。

 

痛みのあまりもだえる状態になってしまう人もいるほど、強い痛みを伴うことが特徴です。

人によってはその頭の痛みを紛らわせるために、壁に自分の頭を打ち付けてしまう人もいるようです。

痛みは目の周囲から頭部全域に広がることもあります。

 

また、1日の中でだいたい決まった時間帯に痛みの発作が起きる、という傾向があります。

発作は数分から数時間の発作が数回起こり、それが数日から数ヶ月続くことがあります。

 

発作が出ると強烈な痛みが襲ってくるため、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。


種類② 緊張型頭痛

・頭が締め付けられるように痛む

・頭全体がズーンと重たく感じる

・肩こりに伴って頭痛が出てくる

・頭の両側がキューと痛む

・ストレスを感じると頭痛が起こる

・後頭部のあたりに重たさを感じる

・こめかみのあたりを押さえたくなる

 

上の項目が緊張型頭痛の方がよく訴える症状です。

 

緊張型頭痛とは、過度な緊張や組織の硬さが原因となって起きる頭痛の総称です。

 

例えば、首や肩の筋肉が緊張して起こる場合もあれば、過度なストレスがきっかけとなり頭痛が起こる場合もあります。

症状の出方の特徴としては、頭全体が締め付けられるように痛んだりズーンと重たくなったり、キューッと締め付けられるような感覚を訴える方が多いようです。

 

デスクワークや長時間の同じ姿勢が続いたり目をよく使う、肩・首の筋肉がこりやすいなどの要素も緊張型頭痛が起こりやすくなります。


種類③ 偏頭痛(片頭痛)

・ズキッズキッと頭が痛む

・発作的に頭痛が起こる

・何かあるとすぐに頭が痛くなる

・こめかみから目のあたりに痛みを感じやすい

・天気の悪くなる時に頭痛になりやすい

・頭痛がひどくなると吐き気を伴う

 

上の項目が偏頭痛の方がよく訴える症状です。

 

ズキッズキッとした心臓の拍動と連動したような周期の痛みを伴うのが特徴です。

頭痛の発作が起こると、気圧や音、温度、光などに過敏になったり、吐き気を伴うこともあります。

 

一度頭痛を感じ始めると、その痛みが数時間から数日ほど続き、発生頻度としては、1ヶ月に1回から、1週間に数回感じるような方まで様々です。

 

体を動かしたりすると痛みが増すことなどから日常生活に大きな支障をきたしてしまうこともあります。

比較的20~40代の若年女性に起こりやすいようです。

 

なお、緊張型頭痛のある人が偏頭痛を起こすこともあります。

 

頭痛薬を頻繁に使っていると‥

頭痛薬とは

バファリン・イブ・ロキソニンはそれぞれ主成分は違いますが、痛みや炎症の原因となるブラジキニンやプロスタグランジンの産生を抑制することにより、痛みや炎症を軽減する効果があります。

同時に胃腸障害などの副作用が知られています。

パッケージの注意事項の「してはいけないこと」の欄に「次の人は服用しないでください」と書いてあります。

・15才未満の小児

・妊婦

これらは何を意味するのでしょうか?

 

他にも

・服用前後は飲酒しないでください

・長期連用しないでください

と書いてありますがそれだけ薬の力が強いことを意味しているのではないでしょうか。

 

なぜそれだけ強力な薬を使っていても頭痛がまた発生するのでしょうか?

 

対症療法で痛みは無くなるけれど‥

対症療法とは

病気の原因に対してではなく、病気によって出てくる症状(痛みなど)を軽減する療法のことです。

病気はそのままに痛みを消す方法でもあると思います。

症状を軽減することに主眼を置いた薬や注射、手術などの治療方法のことを指します。

条件反射で薬を使う習慣が出来てしまう

症状が出たら薬を使うことを繰り返していると「症状が出た → 薬を使う」という問題の根本をすっ飛ばした思考回路ができてしまいます。

 

「症状がなぜ発生するのか?」という疑問が出なくなってしまいます。

「何で頭痛薬を飲んでいるのに頭痛はその時だけしか治らないんだろう‥。」と思いませんか?

 

テレビなどで頭痛CMを頻繁に目にすることからも、頭痛に悩む患者さんが多いわけで、手軽な頭痛薬を飲むことでその時の痛みはおさまったとしてもまた頭痛になると思います。

 

慢性頭痛の人が全国で増えているのでは‥、と感じます。

 

頭痛の問題

頭痛女性

頭痛の問題が分からなければ、対症療法でしのぐしかありません。

しかし問題があって頭痛が発生しているのです。

 

頭痛の問題は、頭の血行の悪化です。

そして、頭痛の人は首や肩周辺の筋肉が硬くなっています。

首や肩の筋肉が硬くなっている


頭・首・肩の筋肉が縮まって硬くなっています。

筋肉が硬い状態では血行が悪くなります。

脳の血行

脳の働きを維持するには血流が必要です。

酸素と糖などの思考エネルギーの源を血液に乗せて脳に運ばれます。

 

血行が悪いということは血液が運ばれないということです。

特に頭部と繋がっている首の血行が悪いことが頭痛に繋がります。

血液の流れを解きほぐす

酸素カプセルに入ることも頭痛予防に役立つかもしれませんが、根本の解決としては筋肉がせき止めてしまっている血液の流れを解きほぐすことが大切です。

 

また、「お風呂に入った後や、走った後などに痛みが激しくなるので、血流がよくなると痛くなる。」と考える方もいますが、それは頭部の血行と首から下の血行のギャップが大きくなるからです。

頭痛がある場合はどんな時であっても、頭部の血行が悪くなっています。

頭痛の問題の根本改善

頭痛は「体に負担を掛け続けていると不調になりますよ。」という体のメッセージです。

 

頭痛は筋肉のコリが発端なことが多くバランスを崩しています。

 

ただ痛みを消そうとしているだけでは、痛みの元は変わりません。

 

首の筋肉を中心に「どうやって筋肉を柔らかくするか?」に視点を移して行動することが重要です。

そうして体を労わる方向へ意識を向けて整体して過ごしていると、痛みは自ずと消えていくことが多いです。

 

「痛みが無くなればいいや。」と薬など対症療法だけを行っていると根本は変わりません。

 

頭痛が出ない体を目指すには根本を改善する当院の整体がお勧めです。

福粋の整体 ― 光と影

物事には光と影があります。
当院の整体にも
「メリット」と「デメリット」があり、
その両方を知っていただくことが安心と調和につながると考えています。

メリット

安心のポイント

 一貫した施術で安心

最初から最後まで院長の坂本が担当。

信頼関係を大切に、落ち着いた空間で施術を受けていただけます。

 


 身体の自然な回復力を重視

不調は「回復力の低下」から。

整体では痛みの根本を探り、治る力が自然に働く状態を目指します。

 


 精神面と症状がつながる整体

身体と心はつながっています。

必要に応じて内面への問いかけや、症状との関連の可能性もお伝えしています。

 


 安全なやさしい整体

無理に押したり引いたりせず、身体が安心してゆるむような刺激で施術を行います。

 


 本質的な対話と気づき

痛みや不調の背景にある要因を一緒に探り、気づきにつなげるサポートをします。

 


 日常も回復の場にする工夫

施術の場だけでなく、普段の姿勢やセルフケアにも意識を向けることを大切にしています。

 


 「依存しない」関係性を大切に

長く通い続ける整体ではなく、なるべく早く自分で整えられる体づくりを一緒に目指します。

デメリット

ご理解いただきたい点

❶ 即効性だけを求める方には向かないことがあります

初回で激変することもありますが、
根本から整えるには時間をかける場合もあります。

根本が整えば、
以前と同じ整体を受けたとしても身体の施術に対する反応が良くなります。

 


❷ 痛みだけを強調されると対応が難しいこともあります

「ここが痛い」「痛い」と何度も繰り返されると、
体全体を見るバランスがとれなくなることがあります。

逆に痛みの捉え方を一緒に考えて変えてあげることで、
全体のバランスが良くなります。

 


❸ 信頼関係を築けないと効果が出にくいことがあります

「まず信じてみよう」という気持ちがある方の方が、
回復のスピードも早い印象があります。

 


❹ 施術者は1人のため、予約が集中する場合があります

完全予約制のため、
希望の時間が取りにくい日もございます。

早めにご予約いただくことで、
希望に沿いやすくなります。

 


❺ 本質的な問いかけが合わない方もいます

心身の深い部分に触れるような問いかけをすることがあります。

ピンと来ない方や抵抗がある方には合わない場合もあります。

その場合は雰囲気をみて、
体のみにアプローチする施術に柔軟に変えます。

 


❻ 「治ります」と断言できないことがあります

身体は複雑で、
法則だけでは説明しきれない部分もあります。

それでも最善を尽くします。

ご自分の身体の状況を理解するだけでも不安が無くなり安心する方がいます。

 


❼ 保険は使えません

当院の整体は自費施術です。保険診療のように安価に多く通える形ではありません。

ただし初回と継続の費用は明確で、追加料金はありません。
一人ひとりに合った施術に集中していただけます。

こんな方に福粋は寄り添います

  • 痛みや不調のせいで、日常生活がままならない方
  • つい痛みや不調のことばかり考えてしまい、心まで疲れている方
  • 根本から元気になりたいけれど、どうすればいいかわからない方
  • 身体も心も含めて、丁寧に見てもらいたい方
  • 体に不調はあるけれど「自分自身の感性にもう一度つながりたい」という意欲のある方

 

回復の力

硬い筋肉を柔らかく


電話予約

📞 電話で予約・相談する

 

LINE VOOMで
院長の健康情報を配信中
24時間ご予約&相談無料


LINE予約

💬 LINEで予約・相談する(24時間OK)