骨粗鬆症の予防

骨粗鬆症の予防や改善をお考えでしたら当院の考えと整体をお勧めします。

骨粗鬆症

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の強度が低下し骨折しやすい状態を示します。

骨代謝に異常が起こって骨組織の質や密度、強度が低下します。

健全な骨

(上の写真は健康な骨です。)

健康な骨は常に新陳代謝を行い、破骨細胞と骨芽細胞の働きによってバランスよく骨の分解と再構築が行われ、骨が保たれています。

骨粗鬆症の骨

(上の写真は骨粗鬆症の骨です。)

健康であれば分解と再構築の骨代謝のバランスが保たれていますが、骨粗鬆症では異常が起こり骨の分解が増えていきます。

 

破骨細胞が過剰に働き骨の分解が増えて、骨芽細胞は弱体化して再構築しづらくなり骨組織の質や密度、強度が低下していきます。

骨の働き

骨は人体において構造と生命の維持に重要な働きをしています。

 

骨格の支持

骨は体を支持し安定性を高め、重力に対抗し姿勢をサポートします。

運動の支援

骨には筋肉が付着しています。骨は関節を形成し、筋肉の収縮によって力を伝達し運動を可能にします。

内臓の保護

骨は重要な内臓や組織を保護する役割も担っています。

例えば、頭蓋骨は脳を保護し、胸郭は心臓や肺を守ります。

血液の酸性・アルカリ性調整

骨はミネラルの貯蔵庫として機能し、血液中のミネラル濃度の調節や必要な場合の補給源として利用されます。

例えば、骨はカルシウムを貯蔵していて、血液が酸性に傾いた時にカルシウム(アルカリ性)を放出して中和する方向へpH(ペーハー:酸性・アルカリ性)調整しています。

 

骨の健康を維持することは、体の健康を維持することです。

骨代謝

骨は硬い組織ですが単なる固形物ではなく、骨細胞が存在した生きた組織です。

一定のサイクルで骨自身が分解と再構築を繰り返すことで新陳代謝されています。

このような骨代謝によって丈夫な骨が保たれ続けます。

骨代謝で骨が新しく

新陳代謝されない古い骨細胞は脆くなったり不具合が起こります。

古い骨細胞を残さない為に破骨細胞が古い骨細胞を壊して、骨芽細胞が新しい骨を日々再構築しているのかもしれません。

 

私たちはいつも同じ人間の形をしてるので気付きませんが、遺伝子の中に体の設計図があり精巧な形状記憶によって、体の中では骨だけでなく全身が破壊と再生を繰り返しています。

 

その破壊と再生のバランスは通常であれば狂うことはありません。

骨粗鬆症の薬

カルシウムの吸収を高める薬と破骨細胞の働きを抑制する薬について記します。

カルシウムの吸収を高める薬

カルシウムの吸収は高まるかもしれませんが、筋肉自体が硬くなりやすくなる副作用もあるはずです。

 

筋肉が縮まって硬くなるにはカルシウムが必要だからです。

筋肉が硬くなると骨からカルシウムが抜けやすくなってしまいます。

 

筋肉が硬い状態は関節痛の要因にもなります。

破骨細胞の働きを抑制する薬

正常な骨は、破骨細胞が骨を分解し骨芽細胞が骨を再構築するのをバランスよく繰り返します。

そのバランスが重要なのであって、破骨細胞が悪なわけではありません。

 

破骨細胞が古い骨細胞を破壊してくれることでその場所に新しい骨が入れ替わって入ることができます。

 

破骨細胞の過剰な働きでどんどん骨細胞が破壊されていってしまうことは困りますが、薬によって破骨細胞を弱らせるということは骨密度の数値が良くなったとしても、古く脆い骨細胞が増えていくことになります。

飲み続けることで骨折の副作用が考えられます。

骨を強化するには?

健康に直結している骨をどうしたら強化できるでしょうか?

骨の材料を摂る

骨の成分

骨の主成分は、主に無機成分と有機成分からなります。

 

無機成分の主要な成分はカルシウムなどのミネラルです。

有機成分は主にコラーゲンと呼ばれるタンパク質からなります。

コラーゲンは骨の弾力性を提供し、骨の形成や修復プロセスにおいて重要な役割を果たします。

骨を強化する為に骨の主成分であるカルシウムを摂ることが進められていて、「カルシウムの摂取量が不足しないようにしっかりカルシウムを摂取しましょう。」とよく言われていますね。

 

ただ、カルシウムだけを摂取していたのでは骨に吸収されづらいので、他のミネラルのマグネシウムや、ビタミンD・ビタミンKなどビタミン類などを一緒に摂り(ビタミンDは日光浴するだけでも体内に生成される。)、コラーゲンの元になるタンパク質やビタミンCなどを欠かさず摂るなど、骨が生成されやすいように工夫して食事を摂ることがいいかもしれません。

骨を刺激する

骨を軽い負荷で刺激することが骨の強化につながります。

骨には負荷がかかると負荷に応じて骨自身を強くする仕組みがあります。

 

運動をするとその刺激を受けて骨にカルシウムが取り込まれやすくなり、血流がよくなることで骨をつくる骨芽細胞の働きが活発になります。

そのため、普段から骨に適度な負荷をかけることが、骨を強くするために必要になります。

 

上で紹介した「骨の材料を摂取すること」と「骨を刺激して骨の強度を高めること」は基本の行動として行っていただくと予防になります。

ただ、骨粗鬆症と言われるまで進行している場合は、基本行動だけでは予防しきれないかもしれません。

 

更に今体の中で何が起こっているかを知って、積極的に体の大本をケアしてくことが勧められます。

骨が脆くなる負のループ

体の中には負のループが存在していることがあります。

骨の強化を行っていてもそれを上回る負のループが体の中に存在すれば健康への努力は報われないかもしれません。

カルシウムが骨から抜けていく

骨の周囲の筋肉が硬くなることで、その骨からカルシウム(Ca)が抜けていき、部分的に骨が脆くなると考えられます。

骨から抜けたカルシウムは周囲の筋肉に取り込まれます。

 

関連ページ:疲労骨折

 

負のループを無くすには?

 

筋肉が硬い → 近くの骨からカルシウムが抜ける

という流れを止める必要があります。

 

この状況の中でいくら骨の強化を試みても難しいでしょう。

 

当院の整体で筋肉を弛めることで骨からのカルシウムが抜けづらくなり、骨強化になります。

福粋の整体 ― 光と影

物事には光と影があります。
当院の整体にも「メリット」と「デメリット」があり、
その両方を知っていただくことが安心と調和につながると考えています。

メリット

安心のポイント

 一貫した施術で安心

最初から最後まで院長の坂本が担当。

信頼関係を大切に、落ち着いた空間で施術を受けていただけます。

 


 身体の自然な回復力を重視

不調は「回復力の低下」から。

整体では痛みの根本を探り、治る力が自然に働く状態を目指します。

 


 精神面と症状がつながる整体

身体と心はつながっています。

必要に応じて内面への問いかけや、症状との関連の可能性もお伝えしています。

 


 安全なやさしい整体

無理に押したり引いたりせず、身体が安心してゆるむような刺激で施術を行います。

 


 本質的な対話と気づき

痛みや不調の背景にある要因を一緒に探り、気づきにつなげるサポートをします。

 


 日常も回復の場にする工夫

施術の場だけでなく、普段の姿勢やセルフケアにも意識を向けることを大切にしています。

 


 「依存しない」関係性を大切に

長く通い続ける整体ではなく、なるべく早く自分で整えられる体づくりを一緒に目指します。

デメリット

ご理解いただきたい点

❶ 即効性だけを求める方には向かないことがあります

初回で激変することもありますが、
根本から整えるには時間をかける場合もあります。

根本が整えば、
以前と同じ整体を受けたとしても身体の施術に対する反応が良くなります。

 


❷ 痛みだけを強調されると対応が難しいこともあります

「ここが痛い」「痛い」と何度も繰り返されると、
体全体を見るバランスがとれなくなることがあります。

逆に痛みの捉え方を一緒に考えて変えてあげることで、
全体のバランスが良くなります。

 


❸ 信頼関係を築けないと効果が出にくいことがあります

「まず信じてみよう」という気持ちがある方の方が、
回復のスピードも早い印象があります。

 


❹ 施術者は1人のため、予約が集中する場合があります

完全予約制のため、
希望の時間が取りにくい日もございます。

早めにご予約いただくことで、
希望に沿いやすくなります。

 


❺ 本質的な問いかけが合わない方もいます

心身の深い部分に触れるような問いかけをすることがあります。

ピンと来ない方や抵抗がある方には合わない場合もあります。

その場合は雰囲気をみて、
体のみにアプローチする施術に柔軟に変えます。

 


❻ 「治ります」と断言できないことがあります

身体は複雑で、
法則だけでは説明しきれない部分もあります。

それでも最善を尽くします。

ご自分の身体の状況を理解するだけでも不安が無くなり安心する方がいます。

 


❼ 保険は使えません

当院の整体は自費施術です。保険診療のように安価に多く通える形ではありません。

ただし初回と継続の費用は明確で、追加料金はありません。
一人ひとりに合った施術に集中していただけます。

こんな方に福粋は寄り添います

  • 痛みや不調のせいで、日常生活がままならない方
  • つい痛みや不調のことばかり考えてしまい、心まで疲れている方
  • 根本から元気になりたいけれど、どうすればいいかわからない方
  • 身体も心も含めて、丁寧に見てもらいたい方
  • 体に不調はあるけれど「自分自身の感性にもう一度つながりたい」という意欲のある方

 

回復の力

硬い筋肉を柔らかく

 

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