その体調不良、「天気痛」が関係しているかも!?

「天気痛」による不調とは

気象の変化によって痛みが出る状態を「天気痛」と呼びます。

 

天気痛の症状は人それぞれで、頭・首・肩などに痛みが出たり、気分の落ち込み、めまいがするなどの症状が出ます。

古傷の痛み、関節リウマチや喘息、更年期障害なども天気痛で悪化することもあります。

 

関連ページ:気象病

 

天気痛チェックリスト

天気痛の可能性を確認する為に「天気痛」チェックリストを作りました。

当てはまる項目が多いほど天気痛の可能性があります。

 

・天気の変化に敏感で、雨が降ることが分かる

・雨が降る前に、頭が痛くなる

・雨が降る前に、眠気やめまいを感じる

・台風のニュースが気になる

・気分の浮き沈みが天気によって左右される

・春や梅雨など季節の変わり目に体調を崩しやすい

・新幹線や飛行機に乗った時に耳が痛くなりやすい

・耳抜きが苦手

・よく耳鳴りがする

・肩がこりやすい

・首を痛めたことがある

・偏頭痛持ちである

 

「天気が崩れると頭が痛くなる…」多くの方は経験があるのではないでしょうか。

 

天気の影響で、頭痛や肩こり、けん怠感など体に不調が起きる天気痛に悩まされている人は多く、自覚していない隠れ天気痛の人を含めると、日本では1000万人以上いると推定されています。

 

天気痛のメカニズムは長い間、謎に包まれていました。

どんな気象条件で天気痛が起きるのか、体がどのようにして天気の変化を感じているのか、全く分かっていなかったのです。

天気痛を研究した人がいる

そんな中、ある研究者が長年の研究から原因の一端を明らかにしました。

 

その研究から、人間の体が驚くほど敏感に天気の変化を感じ取っているらしいのです。

天気痛の研究者は「雨の日に症状が出やすい」と訴える患者さんの声から天気痛のメカニズム解明に乗り出したようです。

天気痛は気のせいではない

昔は天気痛は病気として扱われておらず、医者の中にも「気のせい」とまで言う方がいたようです。

 

全国1万6000人を対象にアンケートを行い、男性の47%、女性の78%が「天気痛を持っている」もしくは「持っている気がする」と答えました。

 

天気痛持ちのおよそ半数が頭痛を訴え、他にも肩こりや関節痛、腰痛、けん怠感など様々な症状が出ていることが分かったのです。

気圧を感知する体のセンサー

天気が崩れるのは、気圧が下がる時であることは周知の事実であり、体のどこかに「気圧の変化」を感じるセンサーがあり、それがきっかけとなって痛みを発症するのではないかと天気痛の研究者は考えました。

内耳のセンサーと頭痛

そして、そのセンサーは、「耳」にあり耳は気圧の影響を受けやすい場所だと考えたようです。

更に、耳の奥にある「内耳」の「前庭神経」が興奮することで、その情報を脳に伝えていると考えたのです。

 

これを証明するために実験をした結果、手ごたえを感じ考えを深めていきました。

 

このことから、気圧の変化が起こると、前庭神経がその情報をキャッチして興奮し、すぐそばの三叉神経を刺激することで、神経伝達物質を放出と炎症物質が放出されて頭痛に繋がることを突き止めたのです。

内耳のセンサーと全身の痛み

一方、頭痛以外の肩こりやけん怠感、腰痛といった症状についても内耳にあると考えました。

内耳の前庭神経は平衡感覚に関わる「回転刺激」にも反応するので、気圧の変化を感知して興奮すると、脳がその信号を受け取り「回っている」と認識してしまいます。

しかし、目からは、「回っていない」という情報が来ます。

 

この情報の混乱で緊張した心身が交感神経を興奮させ、全身の血管が収縮して、血流が悪化します。

 

結果、全身のさまざまな場所に痛みが出たり、けん怠感、めまい、肩こりなどが起きたりするのではないか、というのです。

内耳が敏感な人ほど天気痛になりやすい、と結論したのです。

研究者による天気痛の軽減法

天気痛の症状改善のために天気痛の研究者が勧めるのは、「自律神経を整えることです。」と言っています。

 

「自律神経が整っていると天気から受ける影響は小さくなります。」と、この天気痛の研究者は、薬で患者さんを改善させていく働きをしているようです。

当院の基本的な考え

当院も天気痛は自律神経の誤作動を改善すること、だと考えています。

自律神経は負担が掛かることで誤作動を起こしているので、その負担を整体によって取ることをしています。

 

患者様によって体の使われ方が変わるので、「日常でどのような行動をしているのか?」「どのような思いを抱いて過ごしているのか?」を患者様に再確認していただきながら、不調の元を探していきます。

 

身体的な不調になる背景は、身体の負担が増えて骨盤などの骨格が歪み重心がズレます。

重心がズレると常に負担が掛かりやすい癖の付いた身体になってしまいます。

やがて、更に負担が増えて負担が増えた所に痛みなどの不調が出てくることがあります。

 

 

天気痛の場合、体の中に負担のループが出来上がり、その負担のループが回り続けることで更に体に負担が掛かります。

 

負担は疲労になるので、筋肉には常に疲労物質が発生して溜まっていきます。

疲労が溜まっていくと、体内の循環システムは破綻してしまい筋肉や内臓は働きづらくなります。

 

この負担の掛かり続けている状態では、自律神経に大きな負担が掛かっていますので、自律神経の誤作動が起こるのです。

自律神経の誤作動とは、人が意識しないでも勝手に調和して働いてくれている機能が不全するという意味です。

 

身体の重心のズレが先か、負担が先か、というのもあるとは思いますが、これらの部分を施術することで回復しやすくなります。

 

原因が残っているから不調が出る

 

痛みの根本の原因を潰さなくても痛みはなくなったりもします。

痛みが消えた時点で「治った」と仰る方もいますが、それは体の中が元通りに回復したわけでもないのかもしれません。

この状態をコップの水に例えると、体というコップに「負担」という水を注いで溢れて「不調」が出ているという状態から、コップの底に穴を開け水が抜けていき水位が下がって「不調」が溢れなくなった、という状態です。

ですので、コップから溢れていなくても「負担」という水は溜まっている可能性があります

 

痛みが消えても直ぐにまた同じ不調がぶり返すか少し違った形で不調が出てくるのでしたら「原因がまだ残っている」と言えるのです。

痛みがあって体が急に悪くなっていると感じたのでしたら、痛みが出る前に悪くなっているのにあなたが気付けていなかったのかもしれません。

 

改善を望んでいらっしゃるのであれば、私のお伝えしたいことを全て理解していただくことをお勧めします。

例えば、私の整体方針と真逆の考えを持った患者様が来られても改善は難しいのです。

ですので、まず私と見ている方向を合わせてください。

その方法はまずこのページを全部読んでいただくことです。

 

目を通してから疑問点がありましたら、お問合せの時に聞いていただくか、来院された時に質問してください。

モヤモヤがない状態で整体を受けていただきたいです。

 

整体前の説明を聞いて痛みが改善する可能性があることを知り、不安のストレスが減るだけでも回復力が働きやすくなります。

 

 

今は想像できないかもしれませんが、もしあなたがどうしたいのかが明確にわかっているのであれば当院をお勧めします。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

自律神経の改善ならこちら。
参考ページ:整体院福粋で自律神経を改善

 

 

太田市で回復力を育てる整体
整体院福粋-ふくすい-

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