疲労骨折

スポーツを続けている中で、すねや足の痛みがなかなか引かず、検査をしたら「疲労骨折」と言われたことはありませんか?

すねの痛みを検査すると疲労骨折だったイメージ

疲労骨折は、部活やスポーツを頑張っている学生に多いケガですが、実は「同じ場所に負担が集中し続ける」という意味では、年配の方の骨のトラブルとも重なる部分があります。

疲労骨折のポイント

  • 同じ場所に負担が集中すると起こりやすい
  • 筋肉の回復が追いつかないと繰り返す
  • 学生だけでなく年配の骨折とも共通する流れがある

 

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今回は、疲労骨折がなぜ起こるのか、どう予防や回復を考えていけばいいのかを、福粋なりの見方で分かりやすくまとめます。

疲労骨折とは

疲労骨折は、通常の骨折とは異なり、同じ部位に負担が蓄積することで発生する骨折です。

慢性的なスポーツ障害といわれ、同じ動作を高い負荷で繰り返すスポーツ選手に多く見られます。

発症部位としては足や腕、肋骨、腰周辺が多いようです。

なぜ起こりやすくなるのか?

福粋では、疲労骨折は単に「骨だけの問題」ではなく、その部位を支えている筋肉の疲労や機能低下も大きく関わっていると考えています。

特に、同じ動作を繰り返すことで筋肉が硬くなり、回復が追いつかなくなると、特定の骨に負担が集中しやすくなります。

疲労が回復すれば骨折しない

疲労骨折は「同じ部位に小さな力が少しずつ加わることで発生する骨折」と言われています。

実際には、同じ負担が加わったとしても、その都度筋肉や身体の回復が追いついていれば、疲労骨折に至らずに済むケースも多いと考えています。

改善についての一般論

基本的な治癒

骨折した部位は安静にして骨の修復を待ちます。

筋肉を弛める

骨折した部位周辺の硬くなっている筋肉を弛めることで、周辺の血行が改善して骨の修復が早まります。

疲労骨折の発症を詳しく

筋疲労から始まる

筋肉の正常な状態と緊張状態での血管圧迫

筋肉が疲労すると筋肉は緊張が続きやがて筋線維が縮まって硬くなっていきます。

そして、硬くなった筋肉が周辺の血管を圧迫していきます。

筋肉の循環が悪くなる

血管が圧迫されると血液の流れが滞ります。血液中の栄養や酸素が筋肉に届かなくなります。

すねの骨と筋肉の図

(上の絵はすねの骨と筋肉です。)

循環が悪くなった筋肉は栄養を摂っても休んでも短期間で回復できなくなります。

そして、循環の悪くなった筋肉の周辺では様々な体の機能が低下していきます。

筋肉の機能低下が起こった時点で痛みが出ることもあります。

骨が弱りやすい流れ

すねの骨が弱っていくイメージ

筋肉の緊張や回復低下が長く続くと、その周辺の骨にも負担が集中しやすくなると考えられます。

福粋では、こうした状態が続くことで、骨の修復が追いつきにくくなり、結果として疲労骨折につながりやすくなると捉えています。

疲労骨折は、学生だけの話ではありません

疲労骨折は部活やスポーツをしている方に多いケガですが、「同じ場所に負担が集中する」「筋肉の回復が落ちる」「骨の修復が追いつかない」という流れは、年齢を重ねた方の骨のトラブルとも無関係ではないと福粋では考えています。

たとえば、腰まわりの筋肉が慢性的に硬くなっている方は、転倒した時や何気ない動きの中でも腰椎圧迫骨折を起こしやすくなることがあります。

骨に負担が集中しているイメージ

つまり、若い人の疲労骨折も、年配の方の骨折も、「骨だけを見る」のではなく、その周囲の筋肉や体の使い方まで見ていくことが大切だと考えています。

症状別に詳しく見たい方はこちら

今出ている痛みから詳しく見たい方は、こちらも参考にしてください。

疲労骨折と発症年齢や部位は違っても、筋肉の疲労や身体の使い方が関係していると考えられる症状があります。

オスグッド(成長痛)

シンスプリント

腰椎分離症

脊椎圧迫骨折

上に挙げた疾患は発症の年齢層や症状が違っていますが、基本的なメカニズムは疲労骨折と同じで筋肉の疲労から始まると当院では考えています。

予防について

疲労骨折は酷使した筋肉が硬くなることで誘発します。

過去に疲労骨折した部位がある場合は、その周辺の筋肉が硬くなって機能低下していた、と想像できます。

関連ページ:筋肉をゆるめることが、回復につながる理由

 

リラックスしているアスリートのイメージ

スポーツ選手の場合

スポーツ選手の場合は能力を高める為にハードに練習したいけれど、できない状況が続いてしまうかもしれません。

休息日を増やして筋肉が縮まって硬くならないようにすることが対策になります。

競技を休んでいる間にご自分の興味のあることは何でも挑戦してみることで思考が整理されていくかもしれません。

そして体に掛っている負荷や負担について感覚が鋭敏になるかもしれません。

疲労骨折の危険がある時は筋肉が硬くなって痛みが出ているか調子が下がっていることが多いはずです。

骨の材料を摂ることも大切です

骨を考える時、カルシウムばかりが注目されがちですが、実際にはそれだけではありません。

マグネシウム、ビタミンD、ビタミンK、タンパク質、ビタミンCなど、骨の形成や修復に関わる栄養はさまざまです。

そのため、特定の食品だけに偏るよりも、全体のバランスを見ながら食事を整えていくことが大切です。

食材をまごわやさしいで表現

福粋では、食事も「何か一つを増やす」より、体全体が回復しやすい状態をつくることの一つとして考えています。

当院の整体の考えのまとめ

骨にいい栄養を摂っていたとしても、筋肉の酷使が続けば筋肉は硬くなり骨は脆くなってしまいます。
疲労骨折は筋肉の状態で変化します。

高齢の方の脊椎圧迫骨折も転倒時の骨折も、腰の筋肉が慢性的に硬くなっていることで骨が脆くなっているのが要因の一つになっていると考えています。

当院では、疲労骨折を「骨だけの問題」として見るのではなく、足の疲労骨折だったら足の使い方や身体全体のバランスも含めて確認していきます。

強く矯正したり、無理に変えようとする整体ではありません。

身体が本来持っている回復力が働き、自然に変わっていく整体です。

福粋では、無理に通わせることなく、今の状態を丁寧に見ていきます。

お悩みの方は、LINEからご相談いただけます。

「骨の問題なのか」「筋肉の問題なのか」「体の使い方なのか」その見方で迷っている方も少なくありません。

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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