回復の力

心身には回復の力がある

「呼吸しよう」と思わなくても勝手に呼吸しているように、体には「生きよう」とする力が備わっています。

 

その力は自分自身を勝手に回復してくれる能力でもあります。

だから怪我をしても風邪を引いても治療行為無しで治ってくれるのです。

 

その力の名前は複数あり「自然治癒力」「自発的治癒力」「自己治癒能力」「回復力」などがあります。

言い方を変えると、自分の体が勝手に治ってくれるシステムのことです。

 

そして生きている全ての人にこの回復の力が備わっています。

 

腰痛など痛みが出た場合、この力が腰痛を治してくれます。

(しびれや不調感も同じ考えができます。)

ではなぜ痛みが続くのか?

回復が行われれば痛みは治っていきますから、痛みが出続ける場合はそこに回復を阻む何かがあるのです。

 

その辺りについて説明していきます。

回復を阻む:血行不良

血行不良が部分的に起こることで部分的な酸素濃度低下状態が引き起こされて、痛み物質が発生します。

 

神経はその痛み物質からの信号を受けて痛みを発することが痛みの初期に起こりやすいことだと考えられます。

 

血行不良が起こっている部位では筋力低下や調和が損なわれています。

 

回復を阻む:疲労

血行不良が続いている体は疲労が溜まりやすくなります。

疲労を回復できないでいると、血行不良が起こっている筋肉が少しずつ硬く縮まっていきます。

痛みが出てもその痛みに適切に対応できないでいると、筋肉は更に収縮を続けていきます。

痛み物質が更に発生したり損傷することで炎症物質も発生するようになります。

 

古傷がある人は上の状態の時に同時に痛みが出やすい傾向があります。

 

関連ページ:硬い筋肉を柔らかくして体を整える

 

骨が脆くなる現象

筋肉が硬い状態が長期間続くと、骨が脆くなる現象が起こります。

このような現象は高齢の人やスポーツマンには重要度が高いことだと思います。

 

高齢の人は足腰の骨折で寝たきりになる可能性があること、スポーツマンは骨折によって競技人生が左右される可能性があるからです。

 

若い人でも高齢の人でも、スポーツマンでも運動を全くしない人でも、どのようなタイプの人であれ筋肉を柔らかく保つことで、骨は健全な状態を保ちます。

 

関連ページ:骨粗鬆症の予防

 

関連ページ:疲労骨折

 

回復を阻む:衝撃

事故でのむち打ちや転倒など体への衝撃によって、瞬間的に筋肉が硬く縮まりっぱなしになることもあります。

 

瞬間的な防御反応と考えられていて、衝撃が加わったその時点から筋肉の硬さが長期間維持されてしまうこともあります。

 

その衝撃を受けた時の情景がトラウマになって残っていると、筋肉も硬さが残りやすい傾向があります。

回復を阻む:薬の副作用

薬は全て、作用(望む効果)があれば副作用(望まない効果)もあります。

 

全ての薬に副作用があることに気付かずに毎日飲むことで、筋肉を溶かしたり、血行を悪くしたり、内臓を痛めたり、脳の働きを弱めてしまうことがあります。

これらの副作用は、生命力を低下させることに繋がります。

 

薬を毎日(定期的に)飲んでいる方や複数の種類飲んでいる方は、改めてご自分で調べて薬の作用の仕方やメリット・デメリットの確認をすることが必要だと考えています。

病院は筋肉を重視していない

医学の先端は凄いスピードで伸びているようです。

将来、病人が少なくなっていき病院が患者さんで混雑するという状況はなくなり、もっと先の未来には健康な人ばかりになると思っています。

 

しかし今現在の日本の病院では「筋肉」「治癒」「心」を重要視していないように見えます。

 

全て制度に乗っ取って個人を見ない医療が大半なのではないかと思います。

 

患者をみて患者の心をみること、そして治癒を促進する為に筋肉を負担なく弛めること、このようなことを権威のある病院が行っていくことで日本を皮切りに世界の病気も根本から変わっていくと思います。

 

治癒が発揮されれば、再発しない体にもなるのです。

回復を阻む:自律神経

自律神経が誤作動を起こしていると体の循環が損なわれてしまうので、回復が上手くいかない状態が続くことがあります。

 

上で挙げて来た「回復を阻む要因」が体の中に存在することで、回復が遅れていき痛みが出ることになります。

 

痛みが続いている状態は回復が阻まれている状態なので、骨や関節の変形なども痛みの後に続いて起こって来る可能性があります。

患部の痛み物質

患部に痛みが発生した時も、痛みが長く続いている時も体の中(患部)で起こっていることは、痛み物質と炎症物質が発生し続けているということです。

 

関連ページ:痛みが出ない体

 

患部が弱っている

・痛みを止める薬を使っても状況が好転しない

・療法を受けていても改善しない

痛みが良くなっていかないのは、回復が起こらない為に患部が弱ってしまっているからです。

 

患部回復の為のエネルギーが少ない状況なので、基本的に痛みが出る行動は避けるべきです。

 

長期間痛みを患っていると、回復の土台が崩れてしまいます。

痛みの解決

痛みが発生している患部では、痛み物質の血管拡張作用で血管が広がろうとしています。

体は痛み物質を発生させながら、患部の血行を改善しようとしているのです。

 

自然な回復が邪魔されないようにすることで、体は回復し痛みを出す理由が無くなります。

 

それと、上の項で説明している「回復を阻む要因」を、どのような方法でもいいので解消することができれば痛みの問題は解決します。

 

解決しようと様々なことを試したとしても痛みが残っているのなら、痛みの(回復を阻んでいる)要因は変わっていないと言えます。

筋肉にアプローチ

回復を阻むものを取り除く1つとして、筋肉にアプローチすることが有効です。

 

筋肉が弛むと回復力が高まり、痛みは解決する方向に動き出します。

硬く縮まった筋肉が柔らかく弛むことで、患部の血流が改善します。

 

痛みを出している部位の循環が良くなることで、痛み物質は次第に流れ出ていきます。

やがて痛みが無くなり、患部だった部位の痛み物質は発生しなくなります。

自律神経からの信号

筋肉を弛める物理的な方法の他に、自律神経へのアプローチが有効になります。

 

自律神経は全身の器官に信号を送っているので、筋肉もその信号を受け取って正常に働いているのですが、自律神経の誤作動(正確には誤作動ではない)によって筋肉の硬さが維持されてしまう状態もあります。

 

自律神経が誤作動を起こさない方向へ心理的な誘導が求められます。

当院の整体で
バランスを取り戻す

整体では骨格の歪みが取り上げられますが、骨を引っ張って歪ませてしまうのは縮まった筋肉です。

筋肉を弛めることで、血行が良くなり体が整います。

 

当院ができることは心身の回復力を高める為の知識を皆様にお伝えすること。

そして、心身を整えることです。

 

なぜ病気になるのか?

「なぜ病気になるのか?」という問いは、「なぜ痛みが続くのか?」の問題のメカニズムと似ています。

疲労・損傷・循環・修復能力が回復されないことで病気になっていきます。

 

例えば、大病と言われるガンの進行ですが、最初は当たり前に毎瞬沢山起きている遺伝子分裂のミスが免疫細胞に掃除されたり修復されてその均衡が保たれています。

 

しかし、回復が遅れたり少しずつ均衡が傾いていくことで遺伝子の不良が増えていき目で確認できるほどの大きさに成長するようです。

その大きさになるまで数年かかるそうです。

 

なので小さな積み重ねが大きくなる状況と言えます。

そのガン細胞増殖と治癒のバランスが健康状態の良し悪しを握っているのです。

 

目に見えない回復力ですが、その重要度は大きなものだと考えています。

 

 

医学の理論とは違うかもしれませんが、ガンだけでなく多くの病気はそのように拡大していくと当院では考えています。

 

病気の改善には回復力を高めることを念頭に置いて、「循環を高める」「体温を高める」「酸素を取り入れる」「余分な物を体内に入れない」「気分良く過ごす」が重要なキーワードになります。

 

これらを意識して実行することで病気になる人が激減すると考えています。

 

既に病気になっている方に一番気にしてほしいのは「気分の良さ」をいかにキープできるか、という部分だと考えています。

「病気」と書きますが「気が病む」という意味ですから気分が大事です。

昔の人たちは知っていたのかもしれないですね。

 

今、闘病中の方がこの記事を見た場合、ご自分のハートに一番響く治療を行ってください。

 

ここからは痛みや病気を改善するヒントになればと記事を載せていきます。

興味があれば、読んで記事を回復に役立てていただければと思います。

 

ブログの中にある記事と同じ記事が貼り付けてあります。

 

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